【富士山スノーボード2009 ~富士宮口編~】
久々に富士山スノーボードに出撃することになった。
準備万端整えて出発の筈が睡眠時間1時間半と不安を残したまま迎えた5月4日の朝。
頑張って3時に起きて3時半には出発、GWだが当然こんな時間には圈央道も
中央道もガラガラな訳であっという間に河口湖IC到着。
既にスバルライン開門を待つ車が10台ほど待っている。
時間は6時を少し回っている。
この時期のスカイラインの開門時間は8:00~17:00
あと2時間か、・・・・待てない!!
すかさず下り車線から逆走し富士宮口新五合目に7時前に到着。
腹ごしらえして準備に取り掛かる。
ザックに板を固定し、水分はお茶2リットルと500のCCレモン、
食料はまさかに備え多めのスニッカーズ、チョコチップスティックパン一袋、おにぎり一つ。
その他装備はアイゼン、高度計、ピッケル、ストック、ゴーグル、手袋、タオル。
ガッチリザックを締め上げいざ出発は7時35分。
天気は最高で風は無風に近い。
五合目の登山道に入った瞬間から足元は雪。いきなり滑った。
まずは雪の上を回避し溶岩のガレ場を歩くこととした。
ストックでバランス取りながら完全に直登で最短ルートを選ぶ。
かなりの斜度なので落石に十分な配慮が必要だ。
あっという間に右手に見える宝永山の山頂が眼下となる。
ガレ場の足場が踏ん張れない状況となったのでここでアイゼン装着。標高は2800手前。
アイゼン装着で直登のスピードも上がる。しかし一歩外せば滑落の危険も出てきている。
前方に二基のテントが見えてきた。
2900m程の標高だろうか、相変わらずヘリコプターは俺の周りを何度も旋回したり、
ホバリングしたりしている。
さらに上方には物々しい装備の集団がいる。
実はこのヘリと物々しい集団が昨日遭難した方の捜索隊であったようだ。
標高3300辺りが今回の最高到達地点。
これ以上あがっても岩場で滑って降りてこれない。
よっしゃぁ~!!!!
行くぜ!!!!!
でこれがいつもの連れのナベね♪
六合目辺りからはこんな状態・・・・
そんなこんなで大満喫の富士山ボードでした!!
帰宅は自宅まで8時間近く、、、疲れたぜマジで!!