壬生狼一家

Yahoo!ブログから引っ越ししてきた新参者です。宜しくお願いいたします。

簡単にできるダニ退治・ダニ駆除・ダニ対策!!

どの家庭でも簡単に出来るダニ退治ダニ対策
確実に全てのダニを逃がさず一網打尽に!


毎年春になり、気温が上がりだし、梅雨入りを意識し始めるころ我が家ではダニ対策を始める。ダニは気温が上がりだすと同時に繁殖を強め、梅雨の時期から大増殖を始めるからである。

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そこで簡単ではあるがダニ対策の有効な方法を皆さんにも伝授しようと思う。

準備するのは百均で簡単に手に入る布団圧縮袋や、衣類圧縮袋のみ。

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最もダニが大量に生息しているのは布団や枕である。そこでまずは布団のダニを完全に死滅、駆除してしまおう。

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布団には何百、何千、何万、何十万のダニが生息しているなんてテレビなんかを見ていると言っているけど、いつも思うんだよね、数字が統一されていなくてみんなバラバラ。

でもコイツ等が何百しかいないとしても気分は悪い。

既に何年も前から何度も行っているダニ退治、ダニ駆除の方法を、ダニアレルギーや、それやに起因するアトピー性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎、気管支喘息アレルギー性鼻炎、結膜炎などで苦しい思いをしている方や、困っている方にも是非実戦、実行していただければと思い記事を書いています。参考にしてください。

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■ダニの寿命ってどのくらい?!

ダニの平均寿命は調べて見ると大よそ2ヶ月から3ヶ月との事。その間、ダニは100個ほどの卵を産むそうです。卵を産むことにより爆発的に大増殖していくそうです。
更に産んだ卵は10-14日ほどであっという間に成虫になるそう。

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■ダニアレルギーのそもそもの原因物質ってなに?!

ダニアレルギーの大半は生きているダニによって引き起こされるのではなく、糞や、脱皮の殻、死骸によって引き起こされるという事。
ダニは1日に6個の糞をする。更に生涯数回の脱皮を繰り返す、3ヶ月もすれば全て死骸となる。となると、アレルギー起因物質はどんどん蓄積されていくという訳。
一匹のダニが3ヶ月生きるとした場合、糞(6×90日=540個)脱皮(5回程度)、死骸(1個)を生涯で残す訳だ。100個の産んだ卵も同じ過程を辿る。

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■ダニ退治の有効手段は?!

日の当たるところで干すのが一般的に有効とされているようだが、直射日光が当たっても紫外線やら気温の上昇によりダニを死滅させる事は殆ど出来ない。
直射日光の当たっている範囲は温度が上がり、50℃近くまで上昇するのだが、日の当たらない裏側や、奥のほうは40℃にも及ばない。
洗濯しても、掃除機で吸い込もうとしても駆除できる範囲は僅か。ダニアースとかの殺虫剤は何かと不安要素があるし、有効範囲が狭い。

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■簡単に、安全に、確実にダニを完全駆除させるには?!

ダニが苦手なのは乾燥と、高温。でも中途半端な高温では逆にダニの活性が良くなり20℃~30℃辺りの気温がもっとも繁殖する温度といわれる。

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ダニの完全除去をさせるために必要となってく温度は最低でも50℃、この50℃の環境下であれば30分で全滅させることができる。

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更に60℃以上の温度下においては一瞬で死滅させることが出来るのだ。

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ダニ本体の死滅させる温度は50℃以上の環境で可能なのだが、厄介なのはダニの卵。折角ダニ本体をやっつけても卵が残ればまた繁殖して戦いに終止符を打つことは出来ない。
では、ダニの卵をやっつけるには、完全に打ちのめすにはどうすれば良いのか。正解は60度以上の温度の環境化におけば数分で倒すことが出来る。
思い出して欲しいのは、温泉卵を作る際、何度の温度で煮る事で温泉卵になるのか。60℃以上が必要となる。一般的には65℃~68℃推奨されているが、一般生菌死滅温度たんぱく質が凝固する温度)は60℃であるので60℃の環境を作れればダニの卵はゆで卵のように変質し、やがて死滅させることが出来る。

■60℃以上の環境は一体どこに?!

乾燥機は60℃以上を常に実現できる環境である。まあ乾燥機を持っていれば。無ければコインランドリーかな。でも、どちらにしても小さなサイズの物であれば何とかなるだろうけど、布団やソファー、座布団に、クッション、ぬいぐるみ・・・、大きめな物は対応外。しかも縮んだり、変形したりするのが怖かったりもする。

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次に60℃以上の環境はどこにあるのか。炎天下の車のダッシュボード近辺は軽く60℃を越える。ただし、車が無いと無理だし、ダッシュボードの上にはそうそう布団類を何枚も乗せられない。ダッシュボード以外では60℃を越す事はかなり難しい。50℃は越えてくるけど表も、裏も、中のほうも全てが50℃以上というわけにはいかない。そうなると、熱い部分からダニは移動し始める、50℃以下の部分に集結してしまう。もしくは車のシートの下の日陰部分に逃げ出し、新たな住処とされるのもいやなものだ。

■60℃以上の環境を簡単に作る方法!!

名付けてビニールハウス大作戦!。とは言ってもどこの家にもビニールハウスがあるわけじゃないから、ビニールハウスの様な環境を作ってダニに戦いを挑むのだ。イチゴ狩りの経験をしたことのある人なら想像が付くだろうが、イチゴ狩りって12月~5月の日中に行われるのが殆どだが、晴れ渡った天気のいい日にイチゴ狩りをするとビニールハウス内が熱すぎてずっと中に入っていられなくなる。その環境を自宅で簡単に作ることが出来る。
準備するのは布団圧縮袋や、衣類圧縮袋だけ。普段圧縮袋は空気を抜いて使用すると思うがダニ退治の際は逆に空気を出来るだけ多くいれてから確実に封をする。一匹のダニも逃がさない為に密封するわけだ。

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例えば布団圧縮袋に布団を一枚入れてできるだけ空気を入れて風船のようにして、炎天下の直射日光の降り注ぐベランダや、庭、駐車場、車のルーフの上などにおいてみよう。外気温が30℃に満たなくても30分もすれば60℃を軽く越えていく。放って置くと70℃辺りまで上昇する。

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一応、ビニールハウス大作戦中は裏返したりしながら一匹たりとも、一個の卵すら許さない気持ちで戦いを挑む。圧縮袋の中に入っているので中のものが汚れる心配はないし、万が一、ベランダに置きっぱなしで出掛けて、雨に降られたとしても心配後無用、確実に封がされているので濡れることもないのだ。

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布団圧縮袋にしっかり密封させておけば、朝のうちに直射日光に当たりそうな適当な場所に放置しておけば夕方には確実に全滅していることだろう。

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■ビニールハウス大作戦中の注意事項!!

やってみれば直ぐに分かるが、数分で圧縮袋内は水滴があちこちに付き始める。その際、可能であれば水分を抜く為に一度封を開けて、空気の入れ替えをおこなって上げるとビチョビチョにならないですむ。一度試してもらえば言っている意味が直ぐに分かるはずだ。

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何回かその作業を入れてあげたほうがいいと思う。但し、大概のダニは死滅しているので開ける際に注意しなければいけないのは、誤って死骸をを吸い込まないようにすること。私は何度も過て吸い込み、ダニによるアレルギー反応を起こし、くしゃみや鼻水が出続けてしまったこともあった。
くれぐれも注意が必要だ。出来る限り室外で行うように。封を開けたとき、香ばしい、いい匂いがする。この匂いは一般的に天気の良い日に布団を干した時に聞く『日光の匂い』とか、『太陽の匂い』と形容される人がいるが、確かにいい匂いではあるがこの匂いの正体はたんぱく質の焼けた匂い、焦げた匂い、つまりダニが焼け焦げた証拠なのだ。その匂いがすれば効果が出ているなと感じることもできるだろう。

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■完全に死滅させたあとが実は大事!!

今一度ではあるが、ダニアレルギーの原因は生きているダニではなく、ほぼ糞や、抜け殻、死骸であるという事を忘れてはならない。
ダニ駆除が終了したら、先ほど述べたようにダニの死骸を吸い込まないように十分気をつけながら、室外で圧縮袋から取り出そう。室外で軽く振っってダニの死骸を軽く落としてから、掃除機を満遍なく掛けてダニの糞、抜け殻、死骸を吸い取ろう。ここは労力を惜しまず丁寧に、全体に掛けてやる事が必要だ。布団用の掃除機のヘッドが有れば楽に作業ができる。
ビニールハウス大作戦で使用した圧縮袋無いにも沢山のダニの死骸が転がっているので綺麗掃除し、次回使用まで大事に取っておくか、ダニの除去が済んだ布団などを今度は掃除機で空気を抜き去り、密封した状況で押入れに閉まっておけば、外からダニが住み着いたりすることも無く安心して保管することも出来るので一石二鳥かもしれない。



元々はうちの子が鼻炎だったので如何にダニを駆除するか自分なりに対策を考え辿り付いたのが布団圧縮袋や、衣類圧縮袋を使用した『ビニールハウス大作戦』であった。ダニ以外の菌類も消毒できるのと、布団や、クッションに関しては普段の天日干しでは味わえないからっと感や、安心感も得られてうちでは、4月~10月頃までは何度も繰り返しながら、ダニ駆除を行っている。特に梅雨入り前や、梅雨入り後にはダニの大増殖が何も対策をしないと始まってしまうので梅雨入り前の天気の良い日を見つけて試してもらいたい。

ダニがいないと思える安心感は何事にも替え難い。


最後に記事を参考にダニ退治された方がいましたら感想なんかを頂けると幸いです。