新型ステップワゴン スパーダクールスピリット ～試乗レビュー～

新型ステップワゴン スパーダクールスピリット

～試乗レビュー～

本日２０分ほどではあったが新型ステップワゴンに試乗することが出来た。

いくつか感想をお伝えしよう。

まず室内の牢獄性が向上し、走行時の外からのノイズが大幅に軽減されている。時速60ｋｍまででしか確認は出来ていないもののエンジン音も非常に静かで少し驚く。

周囲の視界、認識性に関しては窓が大きくなったのと、三角ピラーの大型化により見やすい。一番懸念していたわくわくゲートの設置されているリアガラスからの視界も思ったほど邪魔に感じずそれほど気にならない。

停止からの走り出しに関しては2.0Lから1.5Lへのダウンサイジングされたエンジンのストレスは感じるのかなと思っていたが、トルクフルで走り出しはパワフルさを感じる。低速域からVTECTURBOは反応するがTURBO感（スポーティ感）は残念ながら感じない。

ホンダセンシングについては、信号で停止した際はアイドリングストップ、その後前方の車両が動き出して２～３秒ほど停止していると警告灯が先方の車の発進を知らせる。『ポーン』いう音でも知らせてくれる。『先行車発信お知らせ機能』が確認できた。

更に『標識認識機能』は確認できた。走行していると自動的に標識を判別し判別した標識をメーターの横に表示してくれる。結構便利な機能である。

そのほかのセンシング技術は確認することが出来なかった。

ステップワゴンスパーダは専用の足回りとなるので少し固めだったが、逆に安定感を増しているようで好印象であった。

路上を走っていて流石に個性的なリアを始め、まだ街中を走り出していないのでかなりの注目を集める。早ければ来週末には初期のオーダーに乗せられた人の納車が始まるので街中で見かけるようになってくるだろう。

既にオーダーしている人たちは満足いく走りを堪能し、エクステリアの個性で注目を浴びて走り、購入を迷っている人は是非ディーラーを訪ねてもらいたい。

先日の発売開始と、CMの大量投下の影響で朝からステップワゴンの商談に訪れている人も多かった。今日時点では納車は５月中である。