壬生狼一家 宝台樹スキー場に参上!!
壬生狼一家 参上
≪本日のギア≫
【ボード】BURTON CUSTOM FV ICS 162W (10-11)【バイン】BURTON CARTEL EST RESTRICTED LTD SPECIAL DARK M (10-11)
【ブーツ】BURTON SL7 US9.5 (07-08)
【ウェア】S-WEAR 限定AWAY XL (10-11)
【グローブ】BURTON IDIOM SUPER PIPE GROVE TRUE BLACK L (09-10)
【ゴーグル】OAKLEY WISDOM PINK IRIDIUM JAPAN FIT (08-09)
【ビーニー】SESSIONS
【インナージャケット】BURTON ak BK INSULATOR JACKET (10-11)
【インナー】PHENIX OUTLAST XL (上下)
【ソックス】BURTON PHASE SOCK TRUE BLACK L (09-10)
【覆面】OUTLAST
【パンツ】BURTON LIGHTWEIGHT BOXER LUMBER PRINT XL (10-11)
関越のチェーン規制も赤城SAからと雪は結構降っていた。
赤城SAでのチェーン規制は全てSAに入れていたようだが
渋滞が伸びたのでそのまま車線上で規制をかけるようにしたため
5~10分で通過できた。
高崎あたりを走行している時にはチェーン規制を抜けるため
『2km、40分』となっていたが予想外にすんなり通過となった。
赤城SAでのチェーン規制は全てSAに入れていたようだが
渋滞が伸びたのでそのまま車線上で規制をかけるようにしたため
5~10分で通過できた。
高崎あたりを走行している時にはチェーン規制を抜けるため
『2km、40分』となっていたが予想外にすんなり通過となった。
そこから先は雪は強くなりオグナほたかでのバックカントリーも
雪が激しく、危なそうなので取り止め急遽『宝台樹』に変更。
水上からの下道は奥利根スキー場(OKUTONE)までは結構余裕だったが
奥利根スキー場(OKUTONE)過ぎ左折した後は
アスファルトの欠片も見えない、真っ白な道となった。
宝台樹は第1駐車場に余裕で入れられ8:20頃から滑走開始。
まともにCUSTOM FV(フライングV)を試すのは初めてであった。
ここでちょっと詳しくCustom FV(FLYING V)のインプレッションを・・・
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
【使用ボード】CUSTOM FV 162W
【使用バインディング】CARTEL RESTRICTED LTD M EST
【使用ブーツ】SL7
ロッカーボードに見られるエッジ抜けは全くない。
カービングに関しては通常使用のSUPERMODEL 163や、CUSTOMX164
などと比較してもさほど変わらない。普通に切れるし、噛む。
グラトリなどの取り回しはノーズ、テール側のエッジが
引っかかりそうな感覚が全くない。
ギャップを使ってちょいとオーリーから板回しても、
バターで強引にグイグイ板回してもちゃんと回っちゃう。
スイッチでミドルターン入れても、
エッジ切り替えし時のタイミングのズレでさえ逆エッジしにくい。
Custom FV はICSボードのため、当然バインディングはEST仕様になるのだが
このESTのソフト感とあいまって乗り心地の良さは抜群で
太もも、ふくらはぎの疲労も弱い。
元々ロッカーボードと言うのはパウダーにも適していると言われているが、
このCustom FVは通常のボードと比べてキックが強く、
ある程度しっかり乗ってやれば浮こうとする力を大きく引き出せる。
しかもW(ワイドボード)をチョイスしているので
がんがんパウダーですら攻め込める!
では逆にここがちょっと的問題点は・・・
ホットワックスを掛けるのが大変、上手くワックスを伸ばせない!
それ以外は・・・俺個人の感想としては何もない。
通常のキャンバーボード乗りがこれ乗ったら上手くなった錯覚に陥るボードだ。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
第9クワッドが大雪の為、10時頃まで運行停止していたので、
下の緩斜面で軽く2時間流して、第9クワッド運行開始と共に速攻上がる。
何故かゲンテンやらMOSSやらのBCボードが第9クワッドのリフト乗り場に
立てかけてあり、その周りに第9クワッド運行待ちの輩がわんさかいた。
その輩の後を追う形になってしまったが・・・
案の定、俺がリフトで上がっている最中、けつ割れボードの輩たちは
太ももパウダーと化した極上の雪の中をスプレーを上げながら消え去っていった。
彼らの選んだコースは第9クワッドの第9コース。
喰われた・・・
ただ第9クワッドはコースが3本に分かれるのでチャンスはまだある!!
リフトを降りた所には10名ほど先客がいたが、
第9クワッドの第10コースはまだ誰も入っていない。
『先に行かすか!!』とバインディングガツガツはめるが、
4人ほどに先乗りされた・・・
『なめんな!』とバインをはめ込みすかさずドロップイン。
先乗りの4人はパウダースノーの中に体半分埋まり蠢いている。
『御愁傷様っ』
ノートラックのパウダーゾーンに気持ちよく切り込む。
ノーズからサラサラっと吹き上がって来るパウダーが
胸の高さまでかかる。
底付きもしない。
ガツンと板をあて込むと3メートルくらいのスプレーが吹き上げる。
久しぶりの感触だ。
ここがゲレンデ上であることが嘘のようだ。
追っても来ない、独走だ。
気持ちいいぞ、実に気持ちいい。
大寒波、大荒天などいわれていた日にスキー場に足を運んでこその
パウダー天国な訳だ。
その後も何本かはゲレンデ両脇のパウダーを隅々まで喰い、
心は満腹だ。
しかし、余談だが昼飯をレストラン『武尊』で喰った時の事、
俺の前に2人の女の子がカツカレーとハンバーグカレーを頼んでいたんだけど
二人とも『ご飯少なめで・・』
俺は食堂のおばちゃんに『カツカレー超大盛で!!』
と注文した。
そのおばちゃん
『大盛りはないよ!』
俺、
『いくらで大盛りに出来るの?』
ばばあ
『大盛りはないの!!』
その時・・・
先に『ご飯少なめで・・・』と、ばばあに注文していた女の子二人が
『私たちのご飯少なくしてもらった分を上げてください』
とばばあに懇願。
『仕方ないね、少なくした分で大盛りね。分かったわ』
とばばあ。
俺は女の子二人に満面の笑みで
『どうもありがとう!!!』
ばばあは無愛想に俺にようやく大盛りとなったカツカレーを出してきた。
俺はこのばばあに勝利した。
二人の女の子ありがとう!!
君たちのお陰で俺は更に心もお腹も満たされたのであった。
今回の滑走ログ(GPS)は以下の通り。