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▲産経ニュース▲

事故防止へ、富士山パトロール強化
2009.7.29 02:34
　今年の静岡県内の山岳遭難事故（７月２０日現在）は３４件発生し、前年同期の２０件を大きく上回っている。中でも、富士山での遭難は前年同期の５件から１５件に大幅に増えたことから、県は富士山パトロールの強化を決めた。

　例年、８合目付近でパトロールしている富士宮山岳会に加え、今年は富士市山岳救助隊と県消防室の職員を含む約３０人が参加。一般登山者が増える８月の週末に、よりふもとに近い新５合目付近からパトロールする。とりわけ、軽装で装備が不十分な登山者への注意喚起に重点を置くという。

　富士山は気軽に登れる山と思われており、軽装の登山者が少なくないことも事故多発の一因と指摘されている。県消防室は「より下の方で登山者の服装をチェックし、事故を防ぎたい」と話している。

http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/090729/szk0907290234006-n1.htm