壬生狼一家

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▲山岳遭難:14件増34件 県、パトロール強化へ--1月~7月20日 /静岡▲

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山岳遭難:14件増34件 県、パトロール強化へ--1月~7月20日 /静岡
 県は、今年1月~7月20日までに、富士山などでの山岳遭難事故が前年同期に比べて14件増の34件に上ったと発表した。天候不良でも登山を強行しようとする経験の乏しい登山客がいることなどが要因という。県は登山シーズンの8月、富士山でのパトロール体制を強化する方針だ。

 県などによると、事故に伴う負傷者数は約3倍増の79人。今年3月に富士宮市の毛無山で登山客40人が遭難するなど、一度に多くの登山客が遭難する事故が多かったことが要因だという。

 また、今年の遭難事故34件を発生場所別にみると、富士山が約半数の15件、南アルプスが2件、その他が17件。富士山は山開き以降の7月1~28日の間だけで、遭難事故が13件発生。静岡空港が6月4日に開港したこともあり、例年より多い登山客が訪れ、軽装も目立つという。

 そのため県は8月の2、3週目の土日曜日、富士山富士宮口で、地元富士宮市の山岳会、富士市山岳救助隊と三者合同でのパトロールを行う。従来から8合目付近で活動している山岳会に加え、山岳救助隊と県が新5合目から6合目付近でパトロールを実施する。登山者の体調・服装チェックやルート案内などで事故の未然防止につなげたい考えだ。【浜中慎哉】

http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090730ddlk22040253000c.html

●富士山は有史以来信仰の山として沢山の人たちが富士山に登ってきた。特に富士講の最盛期
の江戸時代中期から後期にかけてその数は相当なものだった。当時はもちろん高性能な登山靴
もなく、GORE-TEXなどの高性能な服もなかった。白装束に足袋といったいでたちで過酷
な山富士山に臨んでいた。もちろん命がけの登山となり嵐などに巻き込まれれば沢山の登山者
が亡くなった。きっと今の何十倍もの人が亡くなっていたものと思う。
富士山登山はハイキングや、ピクニックではない。天気が良く風が弱い富士山は登山の辛さを
大きく緩和し、楽しく登山が出来るだろう。しかしそういった天気の富士山は本当に稀だ。
しっかり準備し富士山登山を甘く見ないで欲しい。
事故の大半は事前の備えで回避することは出来る。