富士山の年賀はがきが好評 全国からの注文２０００枚

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富士山の年賀はがきが好評　全国からの注文２０００枚
2008年12月22日

人気を呼ぶ富士山の水彩画の年賀はがきを前に、「富士山の魅力を全国に発信できた」
と語り合う内藤さん（右）と吉沢社長＝富士宮市で

　富士宮市美術協会の会長で画家の内藤修次さん（７８）＝同市西町＝が描いた富士山
の水彩画の年賀はがきの売り上げが、発売１カ月で約２０００枚に達した。
関係者らは「富士山の魅力を全国に発信できた」と喜んでいる。

　内藤さんが富士山を題材に約６０年間描きためたなかから約３０点を紹介し、富士宮市宮町
の文具店「Ｒｉｈｅｉ（りへい）」が印刷。
１１月下旬から販売を始めた。
その模様を同２８日付の本紙朝刊や同２９日付の東京新聞（中日新聞東京本社）朝刊が報じたところ、
売れ行きが一気に上昇。他紙や民放テレビも伝え、１９日までに県内から約１６００枚、愛知や岐阜、
山梨など県外から約４００枚の注文が届いた。同店は予定より約１０００枚を増刷して対応している。

　富士宮市に以前住んでいた岐阜県神戸町、無職岩川武覚さん（７５）は「富士山を朝夕眺めた記念に」
と２５枚を購入し、「原画も見てみたい」。
内藤さんは「富士山が地元以外の人々にも愛されているのをあらためて実感した」と話し、文具店の
吉沢利一社長（７２）は「富士山と内藤さんのおかげ」と顔をほころばせている。

　年賀はがきの電話での注文の受け付けは２４日まで。１枚１２０円。

　問い合わせはＲｉｈｅｉ＝電０５４４（２７）２７２５＝へ。　（林啓太）
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20081222/CK2008122202000173.html

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