壬生狼一家

Yahoo!ブログから引っ越ししてきた新参者です。宜しくお願いいたします。

バックカントリー ~パルコール嬬恋編~

3月23日(日)

またまたバックカントリーに出かけることになった。
これが本当に今シーズン最後のスノーボードそしてバックカントリー
なるであろう。

朝5:30自宅発、6:00前には東松山ICに乗っていた。
目指すは碓氷軽井沢IC~鬼押ハイウェイ経由、パルコール嬬恋スキーリゾート。
『標高2100m、最長滑走距離4500m、ゴンドラ3200m』
春スキーシーズンに入り雪の状態を考えるとやはり標高の高いところを目指したくなる。
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高速も順調で7:00前には軽井沢ICを降り、
軽井沢プリンスショッピングプラザ(軽井沢アウトレット)前などを通り、
鬼押出しハイウェイ(有料道路往復のべ4回)
8:00過ぎにはパルコール嬬恋スキーリゾート着。

今回は弟分“NAVE”と参上。即効着替えて、リフト券はよくいる駐車場でのリフト券売りから
2500円で調達し8:30過ぎにはゴンドラへ。
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一本は雪の状態チェックのトップからボトムまでの流し滑走。
かなりデコボコに硬く凍ったバーンであったがエッジ抜けするほどではないので
4500mといわれている滑走距離を通しで滑りきる。流石に一本流しは軽く足が張る。
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二本目は裏山進入のラインや雪質のチェックをしながら流す。
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そして三本目のゴンドラに乗り終着につくとまずは慣らしで第4FUGAリフトの終着
までハイクアップ。雪の状態チェックしながら5分くらいで到着。
ここがパルコール嬬恋のTOP。
そこからプレストコース沿いを歩きながらコースが左カーブに差し掛かる手前から稜線沿いを
直進するように進む。何人か入った後は有るが今日では無さそうだ。
つぼ足で進めるのでそれほど大変ではない。

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ゲレンデから50mほど進むと早速開けた。
“NAVE”とのバックカントリーは2年ぶりといったところだ。
まぁ一応俺のほうが裏山先輩ということで注意事項とライン取り、ルールに関して確認。

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ではということで板を装着し滑走、
表面にザラ付きがあり水分を含み始めているので切ってもスプレーは全く上がらない。
斜度ももっと欲しいところだ。
暫く滑るとゲレンデが左に見えてきた。もう少し奥へ入り込もうと向って右方向に。
奥に入ると既存のラインは一本しか残っていない。
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余り入ってくる輩はいないようだ。
雪はパウダーではないものの春の山スノーボードを堪能しツリーランを楽しむ。
天気の良い、風もない、申し分ない山スノーボードである。

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いつの間にかノートラックになるが十分滑り込める。
先へ先へ進む。木々の感覚もちょうど良い!!
誰もいない、人の声も全く聞こえてこない。
聞こえてくるのはザラ付き感がある自分の切るラインの音と小鳥の囀り

いつの間にか谷が目の前に現れ、下のほうをチェックすると崖。
下れない。危ない危ない!!
そこで板を脱いでゲレンデ方向にハイク。

これが思いのほかきつかった。滑走していたラインが想定していたラインから外れ
一本奥の谷まで入り込んでいた。
はじめの雪の状態がハイク中でもふくらはぎ位までしか入り込まなかったので
スノーシューもストックも持参していない。
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今は板を外すと膝上まで沈む。
この状態でラッセルしながらゲレンデ方面に向う。
きついぞ、笑っちゃう程きつい!!。
スノーシューさえあれば即効ゲレンデ合流といった距離だが、
このままラッセルしながらのハイクではいつゲレンデに戻れるやら・・・・
後悔後悔。

ひたすら向って左方向に左方向に進みながら途中休憩をとる
雪の上に大の字になって横になる。

天気がいい、木々の間から気持ちいい日差しが差し込む。
右奥の谷からは川のせせらぎが聞こえてくる。
あたり一面はノートラック
所々に鹿の足跡や、小動物の足跡が残る。

のどかである。
ゲレンデでキッカーやグラトリ、ジブなどしてても味わえない感覚が
沸々と湧き上がる。いい汗も出ている、
『 IT’S A FINE DAY!! 』


またラッセル&ハイクの世界。

NAVE 『熊出そうっすね!!』
気にしていなかったが笑い流せない。本当に出るんじゃないかと
気にしだすと白樺の木に付く傷さえも熊の爪痕に見えてくる。


俺    『熊出たらどうする?』

NAVE 『ボードで攻撃します!!』

俺    『俺はボードを盾に攻撃を防ぐな!!』

NAVE 『盾っすか! 熊は両手と口、3箇所で攻撃してくるんですよ!!』


流石はNAVEだ。。。
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遠くに人の声が聞こえ始めた。
ノートラックの状態からちょこちょこ裏山ジャンキーの描いたら
ラインが見え始める。

戻ってきたぞ!!
体力は使い果たした。でも清々しい。
俺    『一気にゴンドラ下まで行こうぜ!! やっぱりコーラだよなこういう時って!!』
NAVE 『自分ポカリっす♪』


やっぱりNAVEだ!!


裏山進入から2時間を有していた。




その後飯抜きで、ゴンドラ2本だけのって上がった。
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下道で軽井沢ICまで渋滞ほぼなし、高速は藤岡JCTまで渋滞なし。
その後は予定通りの渋滞。
東松山ICを下りたのは5:45

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昼飯&夕飯は桶川の創作イタリアン『グラッツェ』のバイキング喰い捲くり!!


長い一日が終わった。




冬山、バックカントリーをちょっと慣れが出た自分に反省。
これから裏行きのときは裏山“三種の神器”スコップ&スノーシュー&ストックは必ず持参します・・・
ビーコン付けます、ゾンデ、コンパス、地図、非常食携帯します。


熊除け付けます・・・