壬生狼一家

Yahoo!ブログから引っ越ししてきた新参者です。宜しくお願いいたします。

戸隠≪【忍者からくり屋敷】≫

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≪【忍者からくり屋敷】≫

子供だましと思いきや、本格的な忍者からくり屋敷。
入り口で靴を脱いで中に入ると、
入り口のお姉さんが 『お一人ですか?、出られなくなったら窓から大きな声を出して呼んでください! すぐに迎えに行きますので♪』
私は 『そんなに難しいですか?』尋ねるとお姉さんは笑顔で 『出られないと思いますよ(笑)』

俺が、俺がこの女の子に助けを求めなきゃいけないのか。
絶対にそんなことで気やしない。
俺にはプライドがあるんだ。
『たすけてぇ~、でれないよぉ~』
考えただけでもゾッとする。

まず向って右側の部屋だ。『ちょっと待ってくれ、全く分からない。先に進めない』
既に不安と焦りが出ている。平常心すら忘れかけている俺。

5分は身動き出来ない状況が続いたが何とかクリア! 次の部屋へ進む。
二つ目の部屋から先はすいすい行った。

難題は斜めになっている部屋であった。部屋に入ったとたん斜めになっていて歩けない。畳の目も縦になっているので進んでも滑り落ちてしまう。ウロウロしながら進んだつもりでも何故か元の部屋に戻ってしまう。全く攻略できない。
滑り落ちないように靴下を脱ぎ、部屋中隠し扉を探す。ない、また探すがない。

そうこうしているうちに時間だけが過ぎていく、お客は私以外誰もいない。
つまり孤独な戦いでこのままお姉さんに助けを求めなくてはいけないのか・・・。

後方から声がする次の団体が私に追いついたようだ。お父さん、お母さん、男の子、おじいさん、おばあさんの三世代家族に私は吸収された。

行き場がなくなった私と三世代家族は隠し扉を探し続けた。

見つからない。

斜めの部屋にいると気持ち悪くなってくる。何故か汗だくだ。三世代家族は前の部屋に戻った。私も前の部屋に戻った。しかし埒は明かない。三世代家族はもう一つ手前の部屋に戻った。私はそのまま部屋にとどまりからくりを戦う。

怪しい扉の上から外気が入り込む所を発見した。ここの扉に何か仕掛けがあるはずだ。ガチャガチャやっていると次への扉が開いた。
『やったぜ、ここをクリアだ。』

そこから先は迷路状になっており牢屋に入ってしまったりしながらも脱出成功!!
所要時間は30分弱。充実感に満ち溢れ出口からでた。

お姉さんは『凄いですね。一人で出てこれる人は少ないんですよ。』

本当に俺は凄かったのか?それとも社交辞令なのか?
いづれにせよ私の中の充実感は本物であった。