ファミリースタジアム(ファミスタ)
『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ』が発売されて2年が過ぎようとしている。
『ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン』が翌年発売され、『メガドライブミニ』も2019年には発売となる。
リサイクルショップに足を運べば、日焼けして黄ばんだファミコンが今でも売っているのだが、ジャンク扱いだし、動かないかもしれないものを買っても如何なものかなと思って躊躇していた。
いっその事、ファミコン本体を再販してくれないものかとも思っていた。
とある日、近所のディスカウントストアに出掛けたのだが、そこに約2,000円で、『プレイコンピュータレトロFC互換ゲーム機』なるゲームが118種類内蔵されたファミコンぽいものが売っていた。
とはいっても、2,000円で本当にファミコンなんかできるのか?!
ダメもとで購入してみた。勿論、内臓118種類のゲームには一切興味は無し。
その足で、近所のリサイクルショップ立ち寄り、ファミスタを探してみた。
本当は86年の一番古いファミスタが欲しいところであったが、87年と88年しか売っていなかったのでその2本のカセットを購入してきた。
購入価格は1本100円、2本で200円。
自宅に戻り、『プレイコンピュータレトロFC互換ゲーム機』をテレビに繋げる。
自宅のテレビに繋げるのか心配であったが付属のコードをテレビに差込み、問題なく接続できた。
20年以上ご無沙汰していたファミスタ87が見事に起動した。
本体もカセットも何の問題もない。
早速、PCと試合開始。ナムコスターズ・・・。
まさか『ファミスタ』をプレイする日が訪れるとは思いもしなかった。
至福の時だった。
20年以上ぶりのプレイであったが、コントローラーを握ると指先は覚えていてくれた。
ただ、フライをキャッチする感覚が鈍っていて、エラーが続く。
だがそれも時間の問題で、数試合こなしたら感覚は戻った。
俺のプレイを子供たちもやりたそうに見ている。
子供たちとも1Pvs2Pで対戦する。
勿論、子供たちに負けるはずもないのだが、上手くばれないように手を抜きつつ試合を運ぶ。
自分の子供とまさか、まさか、ファミスタで勝負するときが来るなんて、あの頃想像もできなかったな。
たぶん、ファミスタに関しては友達たちと何百試合もこなしてきたし、オールナイトで試合し続けた事もあった。
あの時あいつらと試合していたなとか、あいつ強かったんだよなとか、自然と頭に浮かんでくる。
それが、仕舞いには、自分の子供たち相手に試合をしているって、なんだか嬉しい。
車で出かけた時に見かけるHARD-OFFや、その類いのお店を見つければ立ち寄るを続けていたら、購入することが出来た。
購入価格は50円、序に92年も購入。こちらは100円だった。
これで我が家には現在ファミスタ86、87、88、92と4本も揃えることができている。
しかも4本で350円という破格値での購入となった。
でも非常に価値ある350円である。
『プレイコンピュータレトロFC互換ゲーム機』が2,000円、ファミスタ4本350円、合計2,350円。
この2,350円の価値は本当にプライスレスだな。
子供たちに『ファミスタ』で負ける日が来るのも楽しみで、待ち遠しい。