秋田の秘湯“いのちの温泉” 『玉川温泉』 2日目
秋田の秘湯“いのちの温泉”
『玉川温泉』
2日目
1日目の記事はこちら。
温泉にくるといつも早起きになるのだが、新玉川温泉でも目覚めはAM4:00、流石にもう少し寝た方がいいかなと思いつつも、AM4:30には温泉へと向かっていた。
普段温泉宿に宿泊した際は、これくらいの時間だと誰も居ないので大浴場貸しきり状態になるのだが、流石湯治の温泉宿『新玉川温泉』、既に7、8人が入浴中だ。
昨日は余り刺激を感じなかった源泉100%のお風呂も、今日はあちこち沁みだして、長く入浴が出来ない。
仕方なく、基本源泉50%のお風呂に浸かる。
30分ほど入浴したあとで、室内岩盤浴場に向かう。
先客はお一人様、入り口で御座を取って入室し、いざ岩盤浴スタート。
心地良い暖かさであるが、何故か汗が凄く出る。
10分もすると汗だくで着ているTシャツはびっしょりになっていた。
20分ほど岩盤浴で汗を流し、部屋へと戻る。それでも時刻はAM5:30。
長男がもそもそ動いていたので起し、序に次男も起してAM6時前に再度、2人を連れて屋内岩盤浴場と大浴場へ。
屋内岩盤浴場に到着すると、空きは3つ、我々3人で全てが埋まった。
その後、25分ほど岩盤浴をしてから、大浴場へと向かう。
AM4:30と人の出は差ほど変っていなかった。
今日は長男も次男も源泉100%は避け、源泉50%を繋げていた。
長男は入浴中、大半を『むし湯(箱蒸風呂)』で過ごし、次男は『気泡湯』が気に入ったようだ。
25分ほどお風呂に入っていた。
7:00から朝食、夕食同様バイキング。
夕食時にはソフトドリンクは有料であったが、朝食時は無料で提供されていた。
朝食はこんな感じ。
今日は屋外の岩盤浴で過ごそうと思っていたが、また小雨。
歩いて向かうのも大変そうなので車で向かうことに。
歩いて15分ほどの『十和田八幡平国立公園内岩盤(岩盤浴)』、車でも7分ほど掛かる。
最寄の駐車場、『玉川園地駐車場』の駐車代金は1日100円と非常にリーズナブルだ。
『新玉川温泉』から『玉川園地駐車場』までの道中は少し分かりにくく、注意が必要だ。
俺も少し迷った。
下りるのは良いが、戻りはきつそうな坂である。
昨日は小雨が降っていたが、あいにく今日も小雨。
岩盤浴場に着くころには雨足は強くなっていた。
確かに黒っぽくなっている岩盤は温かいをとうに過ぎて熱い。
御座が燃えるんじゃないか心配になるほど熱い。
『御座は、焦げるよ!、靴も岩盤の上においておくと裏側が溶けるから熱くなっていない岩の上に置いてね!』
と、再度アドバイスを頂く。
御座に横になり、5分も経たずに汗が噴き出してくる。
この岩盤浴場のなかでも蒸気が出ているところもあるので、硫黄の匂いが充満している。
放射線も出ているのだが、その辺は感じない。
ただ身体が本当に温まる。
『玉川温泉』大浴場の入浴料は大人800円、子供400円で宿泊者だけでなく、ビジターの方も入浴可能。
時間は9:00~16:00、宿泊者は4:00-24:00まで入浴は可能となっている。
我々はもらって来ていたので大浴場入り口で『玉川温泉当日入浴券』を渡して無料で入浴となった。
違いはここ『玉川温泉』の大浴場のほうが古いので、逆に趣があっていい。
あちこちに噴気孔が見受けられ、温泉もあちこちで湧き上がっている。
一体に硫黄の匂いが広がっている。
黄色い硫黄が付いた岩も沢山目に入ってくる。
日本にこんなところがあったなんて、この地を訪問して心より良かったと思った。
きっとこの地をリピートする日が必ず訪れるだろう。
ここ玉川温泉は人々を健康にしてくれそうな気が俺にもした。
因みに子供たちは水虫が治ったと喜んでいる。
何が作用したのかは分からないが、何かが作用した事は間違いがない。
今年の夏休みは富士山登山から始まり、子供たちにも沢山の経験をさせてきたが、最後の最後、ここ『玉川温泉』を選んで本当に良かったと思う。
総合 毎週金曜 午後10時45分 | 再放送 翌週土曜 午前11時25分