壬生狼一家

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秋田の秘湯“いのちの温泉” 『玉川温泉』 1日目


秋田の秘湯“いのちの温泉”
1日目

家に居るときテレビに向かっている時間よりパソコンいじってる時間の方が長い。
だいたい子供たちが録り貯めているアニメや子供向け番組をテレビで見ているのを感じながらパソコンをいじっている。

昔は毎週決まって見る番組ってのが沢山あって、ずっとテレビを見ていたような気がするのだが、面白い番組が減ったのか、俺の趣味思考が変わってきているのか、最近はテレビを余り見ない。

そんな俺ではあるが、毎週欠かさず見ている番組が1つだけある。
それはNHKでほぼ毎週放映されている番組『ドキュメント72時間 72hours』

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この番組は毎回録画していて、できるだけ家族全員で見るようにしている。
同じ場所で72時間(3日間)そこに集う、様々な人たちを追う番組でノンフィクションのドキュメンタリー番組である。
ノンフィクションのドキュメンタリー番組であるが故どうしようもなく、つまらない内容になることもあるのだが、そこが逆にリアルを感じられていい。

毎年年末には1年間で放映された内容から、ベスト10が発表され、それらを再放送している。
流石にベスト10に入ってくるものは非常に内容のあるものばかりになるのだが、この年末の特別番組も大好きでずっと見ている。

今年はここまで24回放映されており、年内には残り10数回の放映があると思うのだが、今年の年間トップには6月22日に放送された「秋田“いのちの温泉”に集う人々」がきっとなるだろう。

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俺なんかはもう何度見直したか分からないくらい見ている。10回は見たな。


内容は秋田の秘湯『玉川温泉』に集う様々な人々を追ったものであった。
何度も繰り返し見ているうちに、秋田の秘湯『玉川温泉』に行きたいと思うようになった。


そして・・・、

夏休み、秋田県玉川温泉に行く事とした。

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今回は5名での玉川温泉行きとなったのだが、宿泊するホテルをまずは決めなくてはいけない。

とは言っても、玉川温泉には二つのホテルしか存在しない。


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玉川温泉』は比較的リーズナブル、『新玉川温泉』は『玉川温泉』よりかは若干高め。
今回は建物も新しく、食事が良さそうな『新玉川温泉』に決めた。

いざ予約しようと、格安のホテル予約サイトや、新玉川温泉の公式HPにアクセスしたのだが、どのサイトも4名までの予約は出来るのだが、5名での予約が出来ない。
満室なのか、そもそも5人部屋が存在しないのか、数日色々試しながら予約を試みたがどうやっても出来ない。

苦慮した後、諦めの悪い俺は直接『新玉川温泉』に電話して確認する事にした。
すると、

『サイトでは5名様以上の予約はできないようになっています。お電話でしたら予約可能です!』

そういうことでしたか。

こちらの宿泊希望日を伝えると空き有り、価格は直予約なので少し割高感はあったが、サイトでは予約出来ないのだから仕方が無い。
実際は、2名、3名に分けて部屋を予約したほうが安上がりな気もしたが、5人同室に拘っていたので、そのまま5名一室の和室の部屋を予約した。

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宿泊日が近付くにつれ、早く玉川温泉に訪問したくてうずうずし始めた。
そして遂にその日がやってきた。



前日まで、福島県相馬市に宿泊しており、常磐自動車道新地インターチェンジから高速に乗り、そのまま東北自動車道の盛岡インターチェンジまで北上していく。
盛岡インターチェンジを下りて下道で80km、『新玉川温泉』の近くにはコンビニや、スーパーは無く、少なくとも車で片道40分くらい掛かると予約の際注意喚起されていたので、最後の買出しは『道の駅 雫石あねっこ いで湯の里』。

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新玉川温泉』にはチェックイン開始の15:00に到着した。

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チェックイン開始時間ちょうどの到着にもかかわらず、駐車場は半分近く埋まっている。

チェックインの際、フロントで温泉入浴時の注意事項を伺う。


ここ玉川温泉には二つ日本一がある。
1つ目は日本一の強酸性度pH1.2。
2つ目は一箇所から湧出る源泉量毎分9,000リットルが日本一。


玉川温泉岩盤浴に注目が集まりがちだが、実は温泉も凄い。

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少し部屋で寛いだ後、早速『十和田八幡平国立公園内岩盤(岩盤浴)』に向かう。
外は小雨が振り出していたので、新玉川温泉ホテルの傘を貸していただく。

十和田八幡平国立公園内岩盤(岩盤浴)』 までは徒歩10~15分だそうだ。
景色を楽しみながらのんびり歩く。

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途中玉川ビジターセンター横を通って、玉川温泉にでた。

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紛れも無く 『ドキュメント72時間 72hours』で見たあの風景だ。

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玉川温泉自然研究路』を散策しながらのんびりと散策する。
あちらこちらから温泉や蒸気が吹き上がっていて、辺り一体は硫黄の匂いに包まれている。

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箱根の大涌谷や、草津白根なども同じような状態であるが、規模が違うし、量が違う。

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日本にこんなところが存在する事に驚きも感じる。
しかも、かなり近くまで寄れるし、全く規制の無い噴気孔まで存在している。

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ここは本当に凄いと感じる。


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少しだけ、岩盤浴場にも入ってみる。
こちらも 『ドキュメント72時間 72hours』そのものであった。

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雨も強くなり始めたので初日の『玉川温泉自然研究路』散策は終了。
ホテルの部屋に戻り、夕食。

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夕食はバイキングスタイル、ただしソフトドリンクは有料。
夏休み期間中ではあるが今日は平日、子供連れの宿泊者はうちだけのようだ。
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満腹になり一旦部屋に戻って、大浴場に向かう。

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子供は弱酸性のお風呂か源泉50%のお風呂に入るようフロントの方にアドバイスをもらっていた。
お風呂も混んでいるのを予想していたが、結構空いている。

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弱酸性のお風呂は弱酸性といいつつも普通の温泉と比べたら温泉感は強い。

俺も子供たちもピリピリ感を感じることもなく浸かる事ができた。

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続いて源泉50%のお風呂に入る。酸性度が高く効能が非常にありそうなお湯だ。
草津の温泉に近いかもしれない。子供たちも源泉50%のお風呂に入ったが、特に違和感を感じることなく入れている。
源泉50%のお風呂も何種類かあったので全て入ってみたが問題なしであった。

ちょっとドキドキしながら源泉100%のお風呂に入ってみる。
長男は少し浸かると沁みるといって弱酸性のお風呂に逃げ込む。
次男は何食わぬ顔で源泉100%でも入れている。
俺は身体の傷の部分や、皮膚の薄い箇所、特に首周りなどはヒリヒリした。
それでも入っていられない刺激ではなく、少し長めに浸かっていた。
次男は源泉100%で少し刺激を感じ始めたようで源泉50%に移動した。

長男は『箱蒸風呂』が気に入ったようで首だけちょこんと出して入っている。
次男も果敢に挑戦するが首と顔が出ないので諦めた。

フロントの方には、絶対に温泉を顔に浸けないでください。
源泉で顔を洗うのは絶対にやめてくださいと注意喚起されていた。


さて、源泉で顔を洗うとどの程度の刺激、痛みがあるのか試したくなったので試した。
目が開けられない、石鹸が目に入ったときの刺激と痛みの比ではない。
少しパニックになるほどの刺激と痛みであった。
薄目開ける事も出来ないので、洗い場に移動すらでにない。
手で拭ってもどうにもならない。
源泉で顔を洗ったことに後悔した。



温泉を上がってからも普段の温泉とは身体の感じ方が全く違った。
なんだか健康になったんだろうなという感じがする。
実際にはどうなのかは分からないのだが、身体から温泉のお湯の匂いが抜けないし、つるつる感も凄い。
こりゃ凄いなと感動するくらい。感じたこと無い感覚であった。

お風呂から上がり、ビールも飲まずにそのまま就寝し、玉川温泉1日目を満喫。

2日目の記事はこちら

総合 毎週金曜 午後10時45分 | 再放送 翌週土曜 午前11時25分