台湾 2018年4月9日(月)~12日(木)
台 湾
2018年4月9日(月)~12日(木)
パスポートの有効期限が切れて既に10年以上が過ぎていたが、ひょんなことで台湾に行く事となった。
若い頃はよく海外へ行ったものだ。20回はないと思うけど、10数回は行っているような気がする。
このブログをはじめてから11年が過ぎたが、このブログに海外旅行のことは書いたことがないので、最近11年は海外渡航はしていないように思う。
海外自体が10年以上ぶりでパスポートの申請からスタートとなった。
以前は大宮のパスポートセンターで取得していたような気がしたが、今回は最寄の市役所にて取得となった。
申請から丸一週間で取得となったが、10年もののパスポートで申請代が16,000円、戸籍抄本とパスポート用の写真撮影などで結果17,500円ほど掛かった。
海外保険代金や、空港までの交通費などで別途10,000円以上も掛かった。
海外の旅費、宿泊は一応自己負担はないのだが、食費や細々したものは自己負担である。
けちらず全部出せよって言うのが本音だが、仕方ない。
ちなみに滞在期間の天気予報はこんなんだった。
≪2018年4月9日(月)≫
荷物は20kgまで無料で預けられ、機内持ち込みは2つまでで2つの合計が10kgまで持ち込める。
機内預けはきっちり重さを計られるが、機内持ち込み荷物の重さは量られなかった。これは帰国時も同様であった。
スクートは出発一時間前までにチェックインを行わないと搭乗させて頂けないのでご注意を。
座席が気になったが非常口前ということもあって足は伸ばしたい放題。
つまり快適極まりない。窓側を希望して翼の前なので景色も最高。となりの小太りの台湾婦人に肘掛取られていてもその他は快適。
機内食は有料。飲み物も有料。
機内にはモニターが一切付いていないので、映画も無ければ今ここ飛んでますモニター映像すら見れない。
窓から景色を延々眺めるか、読書するか、ひたすら寝るかの3つの選択肢となる。
俺は窓からの景色をずっと眺めて台湾、台北(桃園空港)到着となった。
途中霧島の噴煙も眼下であった。
1日目は空港から台湾の地下鉄MRTを乗り継いでホテルへ。
ホテルはグリーンワールド建北、部屋は11階であった。
滞在期間中、ホテルは部屋もサービスも満足であった。
夕方、台湾市内を走るオープントップバスに乗り、市内観光に出かけた。
途中台北101(高さ508m)で途中下車し散策、観光、それに今宵の夕飯のお店探し。
台北101は2007年7月まで世界一の高さを誇っていた建物で、今見ても高さには圧倒された。
お店回ったりしてから、夕食はコジャレたお店で火鍋に決定。
まあ繁盛しているお店で、席は満席、かなり流行った感じのお店感満載。
一瞬で結構高いお店かなと思ったが案の定。。。
それでも、とっても美味しいお肉で台湾最初のディナーとしては100点満点であった。
≪2018年4月10日(火)≫
6:45に起床し、7:30頃ホテルで朝食。
台中駅に到着後、彩虹眷村までバスにて移動。
カラフルな家が観光地化している。
いろいろ歴史はあるのだが、個人的には作られた観光地には興味があまり湧かない。
しばらく散策し、國家歌劇院へと向かう。
國家歌劇院では30分ほど時間を取っていたが、どうしてだろうかここにも興味は湧かない。
一回りして終了。
昼食を軽くとってから午後は『宮原眼科』、もちろん目医者の眼科ではない。戦前の日本統治時代には日本人のお医者さんが眼科として本当に使われていた建物で、今はスイーツの超有名店として利用されている。
アイスクリーム屋さんも併設。アイスクリームはシングル、ダブル、トリプルでそれプラストッピングでデコるスタイル。
おじさんが昼からアイスクリームかよって斜に構えたものの、徐々に前のめりになり、最終的には・・・
こんなアイスクリームを頬張る事に。
悔しいけど美味かった、もっと喰いたかった・・・
そこから高美湿地へと向かう。
ここ行ってみたらかなりヤバかった。
一眼レフを持ってこなかったことに後悔しかなかった。
夕暮れ鑑賞というのに日はまだ高い。
時間が経つにつれ黄金の世界が広がり始めた。
結局日暮れ前に高美湿地には滞在できなかったのだが、綺麗な景色を眺める事ができた。
のんびり景色を楽しんで贅沢なひと時となった。
高美湿地観光を終え、台中駅まで戻り、朝同様新幹線にて台北駅へと戻った。
台北から台中まではちょうど1時間ほどなのだが、車内では駅弁を食べながらの乗車となった。
散策中まさかの台北でgentemstick、少し感動。台湾にスキー場ってあったけかな?!っておもってググったら、あったあった、しかも結構あった。
そして、それがようやく叶う時が来た。
台北駅からtaxiで200元弱で到着、不思議と前回の訪問時に記憶に留まっていてくれたものと、多少のズレはあったが雰囲気は近いものを感じた。
台湾人は信仰心が強い、日本人のように賽銭箱に小銭を投げ込んで、数秒拝んでおしまいというスタイルではない。
時間をたっぷり使って神様にお願いをする。長い人は何分も、何十分も手を合わせている。
私も時間を掛けてお参りし、記憶に更に鮮明に残す為に写真を撮る。
龍山寺の参拝を終え、直ぐ横にある屋台を一回りする。
今晩の食事をなににしようか吟味しながら屋台を隈なくチェックしながら一回りだ。
ちなみに夕食として駅弁は食べているが、屋台は別腹。
屋台の看板を見ても、屋台で食べている人の美味そうな料理を見ても、何と言う料理かが分からないので注文できない。
昔来た時も同様であった。
そうなるとこんな様なものを食べる事となる。
それでも美味しいのだから大満足ではないけど、満足ではある。
今一体どこに居るのかも分からないが町の風景を眺めながら適当に歩くのが昔から好きだった。
結構歩いてから、途中taxiを拾いホテルへと戻った。
やはり200元も掛からないでホテルに到着した。
≪2018年4月11日(水)≫
7:50ホテルのロビー集合という事で7:20頃にロビー横のレストランへ。
昨日も今日もホテルでの朝食であるが、普通に美味い。
多少味の強弱や癖はあるものの、全然許容範囲、朝から全開で食べられる。
午前中から仕事、昼食後、夕方までは仕事・・・。
ようやく午後から自由の身に、 今回の最大の目的地、九份へと向かう。
お土産を買う時間がここまで無かったので 、九份に向かう前に大量に購入しておいた。
お土産代だけで20,000円ほど掛かった。
16:45から台北発、九份と十分への夕方からの日帰りで向かう。
1時間ほどで九份に到着。バスの駐車場から九份観光地方面を見ても全くそれっぽくない。
宮崎映画で育ってきたようなものなので、九份へはもう何年も前から来たかった。
日が暮れると『千と千尋の神隠し』の世界が広がるという事で日暮れを待つ。
ここでの滞在時間は75分しかないので、それまでに日が暮れて『千と千尋の神隠し』のような世界が広がるのか心配であったが、信じて待つことに。
只待っていても仕方がないので辺りを散策する。かなりの頻度でスリの被害が出ているとのことであったので用心は怠らない。
長く続く階段を登り始める、400段ほどの階段だそうだが、まずは一気に登る。所々で写真を撮りながら、一気に上がる。
一番上まで上がり、中心から離れて散策していると観光客は全くいなくなる。
こういうところを散策するほうが好き。
小学校があり、少し覗かせていただくと、英語の授業を行っていた。
既に時刻は 18:21、この時間でも授業を行っている。
もしかしたら学童の様なものなのか、塾の様なものなのかもしれない。校庭の片隅から日が暮れかかった海が一望できる。
さあ、『千と千尋の神隠し』 の世界が始まる時間だ。
戻る途中に神社があったのだが、そこも『千と千尋の神隠し』の世界観を少し感じる。
『千と千尋の神隠し』の世界観が広がる九份はこんな感じであった。
瓜二つという感じではないのだが、九份の広がる雰囲気が最高だった。
ここは異次元とか、別世界といった、現実離れさせてくれる空間と、空気感であった。
ここが家の近くにあったならば毎週来てもいいかなってほど。
九份のバス乗り場の出発時刻が19:10、次の観光地十分へ向けバスは出発。
十分は平渓天燈祭(ランタンフェスティバル)で有名な町で『天燈上げ』の体験をすることができる。
ほぼ山道を走る感じで十分に到着するのだが、十分に近付くと天燈が上がっていくのが見えてくるので近付いてきた事は直ぐに分かる。
到着時間が遅かったせいもあってか、 『天燈上げ』 を行っている人は台湾人なのか良く分からないが日本人はいなかった。
『天燈上げ』とは大きなランタンに筆で願い事を書き、空に飛ばして願いを叶えるといったものだ。
皆思い思いの願い事を書いてランタンに火を入れ大空へと飛ばす。
想像以上に夜空高くまで飛んでいく、目視できなくなるほど高く飛んでいく。
貴重な体験をすることが出来た。
これで『家族皆が幸せに』なれる。
なんとも言えない気分で十分を後にした。
やはり200元の掛からずにホテルに着いた。
夕飯を食べていなかったのでホテル隣のセブンイレブンまで買出し、飯やビールを買い込んでホテルの部屋で深夜の夕食。
≪2018年4月12日(木
)≫
食事を済ませてからtaxiを拾いサウナとお風呂に入るために『金年華三温暖』へと向かう。
大人12時間利用700元、ネットでは500元とか600元とか書かれていたが、情報が古く、実際には700元であった。
施設は清潔で、大きなお風呂が一つ、水風呂一つ、低温水風呂一つ、薬草風呂一つ、サウナ、スチームサウナといった感じ。
これだけあれば十分、深夜の12時入店でも10人くらいのお客さんがいた。
1時まで入浴し、taxiでホテルへと戻る。片道120元ほどだった。
ホテルのチェックアウトの時間が2:40なので、荷物をまとめて少しのんびりするとあっという間に2:40になり、ホテルをチェックアウト。
朝食としてランチパックをフロントで受る。3:40にホテルに迎えのバスが到着し、台北桃園国際空港まで向かう。
40分ほどで空港に到着、スクートのチェックインを済ませ、直ぐに出国手続きも済ませ、6:40の出発時刻を待つ。
帰りのスクートは時間通りに出発し、成田空港にも遅れなく到着した。
昨晩一睡もしていないので眠かった・・・。
たまには海外も良いかもって思った台湾旅行であった。
次は子供たち連れて行きたいかな。
最後に4日間の台湾、台北と台中の実際の天気はこんなんでした。
ps.お土産