富士山登山2016須走口編~2016年7月28日(木)、29日(金)~
富士山登山2016
須走口編
~2016年7月28日(木)、29日(金)~
須走口編
~2016年7月28日(木)、29日(金)~
≪≪公開用≫≫
≪参加者:ばあちゃん(70歳)、俺、長男(8歳)、義弟、姪っ子(11歳)≫
今回は5名での富士山登山となった。
約1ヶ月前にこの日程に決定したが、山小屋の混雑予測、梅雨明けの予測、天候の安定具合など今までにないくらい緻密にスケジューリングした。
全ては昨年、失敗したが故の綿密なデータを集めての判断とした。初富士山登山だった長男は体力的な問題ではなく、天候の問題で8合目で富士山登山を断念せざるを得なかった。
その反省点を踏まえて十分な準備をしたため、今回の富士山登山に関しては天候には大変恵まれた最高の富士山登山となった。
2週間くらい前から富士山登山の準備をし始めていたようでうちは1週間前から準備を開始した。
体調の管理維持にも今までの富士山登山の中では一番といってもいいほど気を使っていた。
体調の管理維持にも今までの富士山登山の中では一番といってもいいほど気を使っていた。
出発当日起床は5:20、自宅を出発したのは6:00過ぎであった。
ローソンにて朝食、昼食などの買出しを済ませ、道の駅すばしりでトイレを済ませ、駐車場へ到着。
駐車場は少し分かりにくく迷ってしまったが、バス乗り場横の駐車場に到着した。
駐車場は少し分かりにくく迷ってしまったが、バス乗り場横の駐車場に到着した。
マイカー規制HP:https://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-210/fujisan/
富士急行HP:http://bus.fujikyu.co.jp/rosen/fujitozan
富士急行HP:http://bus.fujikyu.co.jp/rosen/fujitozan
朝食を車内でとり、着替えを済ませ、9:30の須走口五合目行きバスに乗り、ちょうど30分後の10:00に須走口五合目に到着した。
30分ほど高度に体を順応させ10:30に五合目を出発。辺りは霧に包まれており、視界は狭い。
歩き始めて3分ほどにある古御嶽神社で富士山登山の無事を祈念する。
スタートから20~30分は体にエンジン掛かってこないので疲労度が高い。
森林帯を抜けると眼前には大きく裾野を広げた富士山の姿が目に入ってきた。
俄然テンションが上がる瞬間だ。
俄然テンションが上がる瞬間だ。
登り始めから100分、新六合目の長田山荘に到着した。標準所要時間90分に対して10分遅れでの到着だ。
予想を超えるペースでほぼ標準タイムでの到着、小休憩を省けば標準タイムを下回る登坂速度である。
12:10となっていたので長田山荘にて昼食。天候が回復しているので暑い。
蝿や虻が纏わりついてくる。特に長男の黄色い服には沢山寄ってきている。
蝿や虻が纏わりついてくる。特に長男の黄色い服には沢山寄ってきている。
12:50、昼食を終え身支度を整え長田山荘を出発する。
次に目指すは本六合目『瀬戸館』、標準タイム50分だ。
時折、地層の不透水層より湧水がポタポタと出てきている。
登坂速度は速いがちょっと休憩が多い。
登坂速度を落としてでも休憩の回数を減らすことが富士山登山には合っている。
会話ができる程度の登坂速度(疲労度により50~80%程度)で、
30分歩いて5分の立ち休憩、もしくは50分歩いて10分立ち休憩いづれかのサイクルで登山するのが
一番体力の消耗はない。長距離走と同じでペースが統一されないとのちに辛くなるのが富士山登山。
30分歩いて5分の立ち休憩、もしくは50分歩いて10分立ち休憩いづれかのサイクルで登山するのが
一番体力の消耗はない。長距離走と同じでペースが統一されないとのちに辛くなるのが富士山登山。
13:45、瀬戸館に到着。標準タイム50分に対して55分での到着となった。
順調、小休止を少し短くできていれば標準タイムは下回ることができる。
瀬戸館:公式HPなし
富士山の眺めは最高だ。こんなに天気に恵まれた富士山登山は最近では記憶にない。
20分ほど休憩をとり七合目の『太陽館』を目指す。
依然として富士山頂は遥か彼方。
森林限界もまだとうぶん先だ。
登坂速度を落として休憩回数を半分にすれば十分に標準タイムで行動できる。
斜度も徐々に上がりだす。雲の上に出るのもあと僅か。
15:40、七合目『太陽館』に到着 標準タイム70分に対して所要時間は90分での到着となった。
太陽館公式HP:なし
きっと富士山の山小屋の中で最も物価の高い山小屋、それが『太陽館』
なんたってジュース類565円、山頂でも500円だから舐め過ぎ。
カップヌードル750円、カレー1,400円、味噌汁540円、舐め過ぎも本当にいい加減にしてほしい。
焼印だって300円
15分ほどの休憩の後、
15:55、ぼったくりの『太陽館』を後にし、本七合目の『見晴館』を目指す。
これはなかなか。ヤル気でるけど・・・。
でも到着まで20分って何???
17:00にようやく本七合目『見晴館』に到着。標準タイム50分のところ65分での到着となった。
本日残すは、今宵の山小屋『須走口八合目江戸屋』のみとなった。
既に江戸屋の姿は直ぐそこに窺い知ることはできている。
17:20、最後の力を振り絞って、『須走口八合目江戸屋』を目指す。
ついに『江戸屋』が眼前に迫った。
こうなると、長男が前に出てくる、たぶん俺も小さい頃はそんなんだったと思う。
17:50、遂に『江戸屋』に到着した。標準タイム30分に対して、所要時間も30分。
結構みんな疲れているようだが、怪我なくトラブルも、高山病にも無縁で到着することができた。
早速、江戸屋内に通してもらい、寝床への案内を受ける。
今日は布団4枚分で5名が寝れる。昨年の倍のスペースがあるので余裕で寝れそうだ。
18:30、夕食の時間となった。カレーが運ばれてくる。
こんなに明るい時間に夕食を食べることは珍しい。
夕食後は外へ出て、景色を楽しむ。
既に横になる面々。
19:30 義弟以外は就寝。
2人で22:00までビールにつまみに、時々UFO。
その後就寝。
その後就寝。
後篇に続く・・・・。
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自宅発 6:10
LAWSON小山町須走口店着 7:54
道の駅すばしり着 8:08
須走多目的広場着 8:15
須走口五合目シャトルバス出発 9:30
須走口五合目到着 10:00
須走口五合目出発(標高2000m) 10:30
新六合目 長田山荘到着(標高2420m) 12:10 標準タイム90分 所要タイム100分
昼食 長田山荘発 12:50
本六合目 瀬戸館到着(標高2620m) 13:45 標準タイム50分 所要タイム55分
25分ほどの休憩をとり出発 14:10
七合目 太陽館着(標高2930m) 15:40 標準タイム70分 所要タイム90分
15分ほどの休憩をとり出発 15:55
本七合目 見晴館(標高3140m) 17:00 標準タイム50分 所要タイム65分
20分ほどの休憩をとり出発 17:20
八合目 江戸屋到着(標高3270m) 17:50 標準タイム30分 所要タイム30分
【標準タイム290分 所要タイム440分(うち休憩分100分) 行動時間340分】
夕食 18:30
就寝 19:30
自分ら就寝 22:00
就寝 19:30
自分ら就寝 22:00
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起床 4:10
御来光 4:44
八合目 江戸屋出発 6:00
本八合目 富士山ホテル着 6:35
本八合目 江戸屋着 6:45
本八合目 御来光館着 7:00
九合目鳥居到着 7:35
富士山頂到着 8:20
富士山頂 お鉢めぐり出発 8:45
富士山頂郵便局到着 9:15
富士山頂奥宮着 9:20
富士山頂馬の背スタート 9:45
富士山頂剣が峰到着 10:00
富士山頂剣が峰出発 10:15
富士山頂 お鉢めぐり完遂 10:50
富士山頂より下山開始 11:20
八合目 江戸屋到着 12:00
八合目 江戸屋より下山開始 12:30
七合目 太陽館着(標高2930m) 13:00
須走口砂払い五合目吉野家着(標高2300m) 14:05
須走口五合目到着(標高2000m) 15:00
【標準タイム150分 所要タイム190分(うち休憩分30分)行動時間160分】
須走口五合目行きシャトルバス出発 15:45
須走多目的広場着 16:15
須走多目的広場発 16:50
自宅着 18:50
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朝4:00に山小屋の外が明るくなり始めて目覚める。
既にばあちゃんは寝床にはいない。
既にばあちゃんは寝床にはいない。
ちょうど寝床から窓越しに地平線が赤く色付く様子が伺える。
昨晩、満点の星空が広がっていたので御来光は期待できると思っていたが、
見事な御来光が拝めそうだ。
昨晩、満点の星空が広がっていたので御来光は期待できると思っていたが、
見事な御来光が拝めそうだ。
4:10山小屋の明かりが点灯し、少し横になっていると山小屋の人が起しに来てくれた。
4:20皆が起床、長男も機嫌よく起きて上着を着込んで準備を始める。
4:20皆が起床、長男も機嫌よく起きて上着を着込んで準備を始める。
山小屋の外に出ると20人ほどが御来光に備え身構えている。
4:44、遂に御来光。
この瞬間を楽しみに富士山を登ってくる人は多い。
私はひたすらシャッターを切る。
御来光から5分もすると人もまばらに、10分もするとほぼ人影は無くなった。
それでも1人シャッターを切る。
御来光から5分もすると人もまばらに、10分もするとほぼ人影は無くなった。
それでも1人シャッターを切る。
あっ、もう1人シャッターを切っている人が残っていた。
撮影を終え、山小屋に戻り昨晩渡されていたお弁当をいただく。
今回のお弁当は昨年と比較してボリューム等が落ちているように感じた。
今回のお弁当は昨年と比較してボリューム等が落ちているように感じた。
御来光特設ページはこちら。
6:00を山頂への出発時間とし、準備を始める。
と言っても、荷物は江戸屋に預けて登るので飲み物、お金、カメラ程度しか持参しない。
と言っても、荷物は江戸屋に預けて登るので飲み物、お金、カメラ程度しか持参しない。
予定通り、6:00に『江戸屋』を出発。
まずは須走口を吉田口との合流地点まで登るのはきついのでトラバースして吉田口の山小屋元祖室を目指す。
まずは須走口を吉田口との合流地点まで登るのはきついのでトラバースして吉田口の山小屋元祖室を目指す。
元祖室に出ると登山者はだいぶ増えた。
それでも例年の週末の様な人の多さではなく、十分自分のペースで登山できるくらいの人出しかない。
それでも例年の週末の様な人の多さではなく、十分自分のペースで登山できるくらいの人出しかない。
富士山ホテル到着が6:35、そこからトモエ館を経由し、昨年宿泊した『胸突き八丁江戸屋』に6:45に到着。
ここからは吉田口と須走口の登山道が合流するので、賑やかになる。
ここからは吉田口と須走口の登山道が合流するので、賑やかになる。
直ぐ上に見える御来光館を目指し、休憩も取らずに登坂を続ける。
7:00丁度に『御来光館』に到着、
九合目の鳥居に7:35に到着し、記念撮影を行うために5分ほど待たされる。
九合目を越えると、登山者で軽い渋滞を起こしているので自分のペースでは登れなくなってくる。
斜度もきつくなるので極端にペースも落ちる。
斜度もきつくなるので極端にペースも落ちる。
それでも何とか山頂直下の鳥居に到着し、記念撮影。
そして遂に富士山山頂に無事5名到達した。時刻は8:20。
ばあちゃんは早速、70歳以上の名が残せる記帳に向かう。
何故か長男も隣に寄り添って眺めている。
何故か長男も隣に寄り添って眺めている。
山頂到着から25分後、富士山火口ぐるっと一周するをお鉢めぐりに出発8:45。
9:15、富士山山頂郵便局に到着する。特に立ち寄らず通過。
こちらは御殿場口の頂上。
9:15、富士山山頂郵便局に到着する。特に立ち寄らず通過。
こちらは御殿場口の頂上。
9:45、馬の背を登坂開始。皆難なく登っていく。
途中長男は全く身動きが出来なくなり救出する。
途中長男は全く身動きが出来なくなり救出する。
10:00、5名全員で剣が峰に到着。
記念撮影のため列に並ぶ、
記念撮影のため列に並ぶ、
一旦、全員の記念撮影を終え、今一度長男の記念撮影のため並ぶ。
図々しい、横入りのおじいは義弟が撃破。
図々しい、横入りのおじいは義弟が撃破。
直ぐ横の実際に富士山で最も高い石の横で記念撮影。
正真正銘、日本で最も高いのがこの岩だ。
正真正銘、日本で最も高いのがこの岩だ。
10:15、剣が峰からお鉢めぐりを再開する。
10:50、お鉢巡りを完遂、久須志神社に到着。
最後にお土産を購入し、11:20にまずは『江戸屋』に向け、下山を開始する。
12:00、『江戸屋』に到着。
トイレを済ませ、飲み物を補給し、ザックを受け取り、
12:30、『江戸屋』を後にする。
最後にお土産を購入し、11:20にまずは『江戸屋』に向け、下山を開始する。
12:00、『江戸屋』に到着。
トイレを済ませ、飲み物を補給し、ザックを受け取り、
12:30、『江戸屋』を後にする。
13:00、太陽館に到着。そう富士山一物価が高いぼったくる山小屋『太陽館』だ。
14:05、須走口砂払五合目吉野家に到着。
15:00、須走口五合目に到着。
15:15に駐車場行きバスが出ると聞くが、次のバス15:45を待つこととした。
その間、ばあちゃんにソフトクリームを買ってもらったり、お土産を購入したりした。
15:15に駐車場行きバスが出ると聞くが、次のバス15:45を待つこととした。
その間、ばあちゃんにソフトクリームを買ってもらったり、お土産を購入したりした。
買い物中、静岡第一テレビの取材をしていた。
15:30、駐車場行きのバスに乗り込み15:50駐車場に向けバスが出発。
16:15、予定通り駐車場に到着した。
車に戻り、着替えを済ませる。
車に戻り、着替えを済ませる。
16:50、駐車場を出発し、帰宅の徒に。
自宅に到着したのは18:50。
もっと自分に余裕がないといけなかったと思う。
思いの外余裕がなかった。
無駄にザックに荷物を詰め込んでしまったし、登山靴も今回で決定的になったが足に合わない。
体力も完全に不足していた。反省ばかりの富士山登山ではあったが、
最低限の、本当に最低限の全員が山頂到達だけしか出来なかった。
情けない。本当に情けない思い出しかない。
思いの外余裕がなかった。
無駄にザックに荷物を詰め込んでしまったし、登山靴も今回で決定的になったが足に合わない。
体力も完全に不足していた。反省ばかりの富士山登山ではあったが、
最低限の、本当に最低限の全員が山頂到達だけしか出来なかった。
情けない。本当に情けない思い出しかない。
来年もきっと富士山には登る。
満を持して次男も初挑戦、家族4人での挑戦となる筈だ。
鍛えないと、心にゆとりは生まれない。
満を持して次男も初挑戦、家族4人での挑戦となる筈だ。
鍛えないと、心にゆとりは生まれない。
ちゃんと反省は次に生かそう。皆さん、ごめんなさい。