山梨県立 富士山世界遺産センター Fujisan World Heritage Center,Yamanashi ~2017年9月24日(日)~
Fujisan World Heritage Center,Yamanashi
~2017年9月24日(日)~
2013年に富士山が世界遺産に登録されたことをうけ、2016年6月22日山梨県側のガイダンス施設としてもともとあった富士河口湖町の『山梨県立富士ビジターセンター』(山梨県立 富士山世界遺産センター開館後は北館に名称変更)に隣接して開館されたのが『山梨県立 富士山世界遺産センター』である。
何度か建物の前は通り過ぎたことはあったのだが、訪問するのは初めてであった。
訪問時間は15:25、大きな駐車場には、やや時間が遅いにもかかわらずかなりの台数が止まっている。
建物は開館からまだ一年弱ということもあり、とてもきれいな建物である。第一印象はお金掛かっていそう。
団体バスなんかも止まっていて、富士山周辺のバスツアーにも組み込まれているようだ。
まずは無料の北館に入館する。
先客は2、3組しかおらず、ゆっくり見学できる。
全体を一周してから、直ぐ隣の南館へ。入館料金は大人420円、子供210円。
こちらには先客が5組ほど、逆に施設の方のほうが多いくらいだったように思う。
2階から先に見学すると、目の前には非常に大きな富士山をモチーフにした様々な綺麗な色に変わる富士山が現れる。とても綺麗だ。
趣味が富士山な俺だけに、展示されている年表などは興味深いものであった。
2階を一周して、1階へ下り展示物を見学する。
今は葛飾北斎の企画展「再現 冨嶽三十六景の世界」展も行われていた。
携帯でアプリをダウンロードするといろいろ別の楽しみ方も出来るようで、携帯片手に少し俺も試みたが面倒臭くて諦めた。
この辺をもっと分かりやすくしてくれるといいのになとは思った。
次男は館内で行われているクイズを何問も解きながら、何枚もシールをもらって喜んでいる。
長男は富士山登山を体験できるスライドショーを見ながら、自分の歩んだ道を再確認していた。
その内、館内の方に勧められ、『冨嶽三十六景』の塗り絵を始めた。
完成するとパウチしていただき、記念に持ち帰らせていただける。
2人とも真剣に塗り絵に興じている。その間俺は2階席で富士山の8分間の映像を見ていた。
こちらの職員の方は何かと親切で声掛けも積極的、知識も流石に豊富。会話していても勉強になる。
映像を見終えても子供たちは、まだまだ塗り絵の真っ最中。
富士山に纏わる歴史上の偉人の名前と、人形までは確認できる。
でもアプリをダウンロードしないと、なにも分からない。残念だが人形をまじまじと見ることしか出来なかった。
ようやく塗り絵が完成し、パウチしていただき子供たちもうれしそうにしていた、
展望台に上がり頭を少しだけ出した富士山を眺めて『富士山世界遺産センター』を16:47、後にした。
是非、富士山、河口湖町近辺を訪れた際は足を運んで欲しい施設だ。
多少でも富士山に興味をもたれている方には特にお勧めだ。
ただ内容は非常に良い施設でいいのだが、アプリとかも含めてもっと分かりやすく、シンプルにしたほうがより良いのではないかと思った。
二度、三度足を運ぶにはもう少し工夫が必要かな。但し、初めての方は十分楽しめる施設である。
Fujisan World Heritage Center,Yamanashi
【TEL】0555-72-0259
【開館時間】
※最終入館は各閉館時間の30分前まで
※富士山世界遺産センター北館は年中無休ですが、南館は毎月第4火曜日が休館になります。
4月1日~6月30日 8時30分~17時00分
7月1日~9月30日 8時30分~18時00分
10月1日~3月31日 8時30分~17時00分
【入館料金(南館)】
大人個人 420円
大人団体 330円(10名以上)
大学生個人 210円
大学生団体 170円(10名以上)
【北館】無料