富士山登山道：標識デザイン統一へ ルート色分け、注意喚起
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富士山登山道：標識デザイン統一へ ルート色分け、注意喚起 ／山梨
◇下山口の間違い、続出
◇吉田口・河口湖口→黄／須走口→赤／御殿場口→緑／富士宮口→青
現在、古い看板や手書きの表記などが混在している富士山登下山道の標識のデザインを統一する計画が進んでいる。今年は登山者数が３０万人を突破したが、準備なしに登って山梨県側と静岡県側の下山道を間違える登山者も増加。世界文化遺産登録も視野に、両県は来年の登山シーズンまでに新しい標識を設置する方針だ。【中村有花】
◇来夏をめどに
県などによると、富士山の登山口は両県合わせて５カ所あり、山梨側の吉田口登山道と静岡側の須走口登山道は８合目付近で合流する。このため、下山道を間違えるトラブルが今年は毎月１０件程度あった。今年は登山者が急増したため、自ら確認せずに前の人についていったケースや、観光バスで登山口まで来たために、どこから登り始めたかを把握していなかったケースもあるという。
県は今年度、静岡県と協力して、形がまちまちだったり、日本語表記しかなかったりする案内標識を、ルート別に色分けして英語表記を添えるなど、統一したデザインにするガイドラインの作成に取りかかった。
各登山道の標識の色は吉田口・河口湖口＝黄▽須走口＝赤▽御殿場口＝緑▽富士宮口＝青。各登山道に「落石注意」などの注意標識も設置する。吉田口登山道では、約３００本の標識が設置される見込みだ。
デザインの周知徹底が今後の大きな課題となる。県などは１月９日に旅行業者や山小屋関係者、報道機関などを集めて説明会を開催。来夏の山開きに合わせて標識の設置を進めるという。
毎日新聞 2008年12月28日 地方版
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20081228ddlk19040085000c.html
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富士山登山道：標識デザイン統一へ ルート色分け、注意喚起 ／山梨
◇下山口の間違い、続出
◇吉田口・河口湖口→黄／須走口→赤／御殿場口→緑／富士宮口→青
現在、古い看板や手書きの表記などが混在している富士山登下山道の標識のデザインを統一する計画が進んでいる。今年は登山者数が３０万人を突破したが、準備なしに登って山梨県側と静岡県側の下山道を間違える登山者も増加。世界文化遺産登録も視野に、両県は来年の登山シーズンまでに新しい標識を設置する方針だ。【中村有花】
◇来夏をめどに
県などによると、富士山の登山口は両県合わせて５カ所あり、山梨側の吉田口登山道と静岡側の須走口登山道は８合目付近で合流する。このため、下山道を間違えるトラブルが今年は毎月１０件程度あった。今年は登山者が急増したため、自ら確認せずに前の人についていったケースや、観光バスで登山口まで来たために、どこから登り始めたかを把握していなかったケースもあるという。
県は今年度、静岡県と協力して、形がまちまちだったり、日本語表記しかなかったりする案内標識を、ルート別に色分けして英語表記を添えるなど、統一したデザインにするガイドラインの作成に取りかかった。
各登山道の標識の色は吉田口・河口湖口＝黄▽須走口＝赤▽御殿場口＝緑▽富士宮口＝青。各登山道に「落石注意」などの注意標識も設置する。吉田口登山道では、約３００本の標識が設置される見込みだ。
デザインの周知徹底が今後の大きな課題となる。県などは１月９日に旅行業者や山小屋関係者、報道機関などを集めて説明会を開催。来夏の山開きに合わせて標識の設置を進めるという。
毎日新聞 2008年12月28日 地方版
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20081228ddlk19040085000c.html
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