壬生狼一家

Yahoo!ブログから引っ越ししてきた新参者です。宜しくお願いいたします。

野沢バックカントリーの世界!!

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3月5日(水)

今年初のバックカントリーに出発。
当初は4人での参戦予定であったが残念ながら一名寝坊で脱落。
雪裏山の達人2名に連れられて野沢温泉方面に出撃することとなった。

関越自動車道、高坂SAに5:45集合し一路豊田飯山ICを目指した。
豊田飯山ICには渋滞もなくスムーズに到着。
下道もそれ程、凍結してしていない。

まずは野沢温泉スキー場の状態を確認。
豊田飯山ICを降りた頃にはパラパラと少し雪が舞っている程度であったが
野沢温泉到着時は爆雪。

しばし雪の確認を行なったがこれでは視界が悪く裏山には入れない。
間違いなく遭難するであろうということで辺りのスキー場の状態確認の
電話を入れ捲くる達人。

状態のいいスキー場を早速見つけ方向転換。
スピーディーな行動でサカエ倶楽部スキー場に向う。

到着するや否や、各々着替え全員オルトボックス(アナログ式)のビーコンを
身に付けさっさとまずはゲレンデへ。

サカエ倶楽部スキー場には車が三台。我々3名と、女の子ペア1組、
一人参加の男性1名の計6名しかこのスキー場には居ない。
まさに貸切状態といっていい。

ツリーランや、ちょっと外して裏狙いなんてのも状態が良ければ可能のようだが、
コースを外してもザラパウで底付きしてしまう。
一応リフト3本乗って探ったが?????
連れの一人は1本で『俺興味ない!』と早々にあがってしまった。
違う、これじゃ裏入って滑っても面白くも何ともない。

食堂に移動し作戦会議。
とは行っても携帯片手に近場のスキー場の情報収集。
雲の流れを確認したり、スキー場に電話を入れたり、
気圧がどうとか、風向きがどうとか、方位磁石を覗き込んだり・・・・
深くてよく分からない世界だ。

ここでまたもや方向転換。
『野沢が行ける』
行動が早い人たちだ。車に戻りウェア着込んだまま『野沢温泉スキー場』へ
リフト3本でリフト券・・・・もったいない。。。

野沢温泉には10:30頃到着。
ここでもさっさと準備し、さっさとリフト券売り場に。
一日券4600は高い・・・。

リフト、リフト、ゴンドラ、リフト、リフト。
ようやく山頂到着。

そこから先は稜線沿いに数百メートルトラバースしノートラックの静寂の世界。
誰も喰いに来てない白銀世界静寂が時に怖ろしく感じることもある。
雪崩ない状況か、念入りに雪をチェック。

行ける!!! の判断でgentem168が切れ込む。
一瞬にしてスプレーが辺りを包み込み姿はスプレーによって消された。
スプレーが落ち着くと200m先ですでに待ち受けている。

『二番手は雪崩怖いんだよなぁ』俺の心の声。
雪屁を踏まないように、同じラインを取らず思いっきり突っ込む。
時折エグイターンをかますと自分の吹き上げたスプレーで視界をなくし、
呼吸も出来ない。ここまでの深さだと転倒は体力を大幅に奪われる状況になる。
思い通りのライン取りに満足満足♪

本日の足元supermodelの凄さは何といってもパウダーで思い通りのラインを取れるという事。
ショートターンだろうがロングターンだろうが思いのまま。
ここまでの操作性はそうそうない。

自然とテンション上がり捲くる。こんなにテンション上がることって
日常の中にはそうそうない。

一歩間違えれば命取りの状況で、3人の信頼感があるからこそ突っ込める幸せ。
何か有れば助けてもらえる、何か有ったら即助けて上げられる仲間だからこそ
思いっきりバックカントリーでも突っ込める。

雪の上には我々が残した3本のラインだけが残った。
その後もリフト、リフト、ゴンドラ、リフト、リフト&トラバースで
奥へ奥へと進む。

時折スラフが谷に流れ込んでいく。
一本不覚にも俺の切込みでスラフが前方へ流れる、間を短く取ってしまっていた状況で
スラフは前方を滑走中の斉藤さんを飲み込む。
今回は斉藤さんが転倒するほどの弱いスラフだったため大事には至らなかったが
反省だ。雪山の怖さを再認識。

今回は4~5本流して天候も変わってきたので終了。
なんせ一本往復するのに1時間越えだから滑れてもこんなもん。
よく滑って体の疲れが久しぶりに出ている。

気分的には日頃のあれこれ全て吹き飛んだ。
完全に精神的な部分のストレスはバックカントリーの世界に洗濯され
ピュアな自分に戻っていた。

最高の一日に、信頼できる仲間に、雪山に・・・・感謝の気持ちで一杯。

トラバースで滑落、スラフ発生迷惑掛けてしまったが精進してもっと練習します。


帰りはウナギを野沢で頂き帰還。




【今回の連れ】
々睫遒気鵤毅該弌僻?銅七弍帖
∪篤さん44歳(歯科医経営)
&俺!!


日頃は壬生狼一家で最年長、若手に指導の立場だが
今回は雪山の大先輩に交じり当然の最年少、ヒヨッ子もヒヨッ子の俺。


雪山雪板暦も半分以下。



俺の雪板史はネクストステージへ・・・・・・・・・・・