壬生狼一家

Yahoo!ブログから引っ越ししてきた新参者です。宜しくお願いいたします。

カブトムシから学んだ尊人

今シーズンは大量のカブトムシを収獲してきたよ。
合計で350匹を越えた。
すでに産卵もしている。
早いものだと孵化している幼虫もいる。

尊人もカブトムシと沢山遊んで触ることも全く問題なし。
二歳にしていろいろな経験をさせてもらっている。
十分な経験をさせてもらってた。

最後の残された寿命を全うするのは箱の中ではなく生まれ育った雑木林が良いだろう。
従って来週火曜日に数匹残しカブトムシを放とうと思う。
あと一週間は尊人のオモチャとなるがその後は近くの雑木林で産卵して
また来年子供たちを興奮させて欲しいものだ。

最近の子供たちはカブトムシやクワガタといった虫をふれる機会もなく
触ることも出来ない子供たちも多いようだが、もっと生き物に触れさせてあげて欲しい。

父親は子供のためにカブトムシやクワガタを買って上げようと思っても
母親の大反対にあい飼育不可能という家庭が非常に多いというので驚いた。
採集してきたカブトムシを近所や会社の同僚に配ってあげた。
 
しかし、中にはお父さんは『欲しい欲しい』というものの妻に許可だけもらってくると言って
翌日『誰が面倒みるの』って門前払いされた家庭が沢山あった。

親がどうのこうのじゃなくてまずは子供の意見を聞くことじゃないのか、
子供の意見を聞くに至っていない家庭ばかりでアホかと思う。
うちの尊人はカブトムシを採っても採っても『カブトムシもっといっぱぁ~い採ってきて』と言っていた。
ところが毎日のように数匹死んでいくのを見ていろいろ自分の中で感じたのだろう。
『カブトムシ死んじゃって可哀想だね、逃がして上げよっか』何て言い出した。
今までは採ることしか考えていなかった尊人がそんなことを口にした時に
そうだねって思ったと同時に彼の中の変化が嬉しかったね。
生きること、死ぬことをカブトムシを通して感じてくれたのだろう。