壬生狼一家

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登山道から富士山再考 歴史や魅力を紹介 裾野でサミット

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静岡新聞】 2008/11/25

富士山を世界遺産

登山道から富士山再考 歴史や魅力を紹介 裾野でサミット 

 裾野市教委は24日、市立富士山資料館開館30周年を記念し「富士山登山道サミット」を
同市深良の生涯学習センターで開いた。
 富士山の文化的価値を静岡、山梨両県の5つの登山道の歴史から考えようと企画され、
大橋俊2市長が「富士山の世界文化遺産登録に向け、このサミットが礎の1つとなることを
期待します」とあいさつした。
元同市史編さん調査委員の菊池邦彦東京都立航空高専教授が、平成9年に市民らが復活
させた須山口登山道の成り立ちなど歴史について基調講演した。
 菊池氏は須山村などで登山者の宿泊などを受け入れた御師(おし)や、60年に1回の
「御縁年(ごえんねん)」に全国から登山客が集まった様子などを解説。宝永の噴火以降は
信仰の山から行楽の山に変わった経過なども紹介し、「一時は廃れた須山登山道を市民の
手で復興したことは意義深い」と述べた。
 シンポジウムでは富士宮、御殿場、裾野、富士吉田市小山町の文化保護審議委員らに
よるパネル討論を行った。歴史資料をひもときながら、多くの登山客を迎えてきた各地の
登山道の特徴や魅力などを発表し、意見を交わした。

http://www.shizushin.com/news/feature/mt_fuji/20081125000000000030.htm

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