壬生狼一家

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土砂3万7000立方メートル増 富士山大沢崩れ

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静岡新聞】 2008/12/06

富士山を世界遺産

土砂3万7000立方メートル増 富士山大沢崩れ

 国土交通省富士砂防事務所(三輪賢志所長)は5日までに、富士山大沢崩れの
本年度堆積(たいせき)土砂量調査の結果をまとめた。
堆積土砂量は昨年度の調査から3万7000立方メートル増え、約32万3000立方メートル
となった。同事務所は「今後も土石流の発生に対する注意が必要」と呼び掛けている。
 同事務所は毎年、航空機を使って堆積した土砂をレーザー計測している。
本年度の調査では、高解像度デジタル航空カメラで源頭部を撮影したところ、新たな
土砂崩壊の前兆の可能性がある幅10―30センチの開口亀裂を複数確認したという。
 大沢崩れでは、平成16年12月に約24万立方メートルの土石流が発生。
下流の大沢扇状地の砂防施設で食い止めたため被害はなかった。その後の4年間で
約22万立方メートルの土砂がたまり、土石流発生前の土砂量に近づいている。
 同事務所によると、大沢崩れで土石流が発生しやすいのは初冬や春。
同事務所調査・品質確保課の永井健二課長は「気温が上昇し、大雨が降ると土石流
の危険性が高まる」としている。

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