壬生狼一家

Yahoo!ブログから引っ越ししてきた新参者です。宜しくお願いいたします。

『 俺流富士山の登り方 』

イメージ 1

イメージ 2

『 俺流富士山の登り方 』

☆山頂での御来光はしない☆

週末を使っての富士山登山をお考えの方にアドバイス
山頂での御来光は非常に大変なんです。特に河口湖口、吉田口、砂走口からの登山を
狙っている人は厳しいですぞ。
山頂での御来光を狙うには8合目の山小屋であれば0時、
8合5尺の山小屋滞在の方は1時には最低でも山小屋を出発しなければいけない。
山小屋滞在の登山者の8割はこの頂上御来光を目指す。

しか~し、この時間の登山道の渋滞はここ数年尋常でない混み具合だ。
だいたい夏の時期は御来光時間が4時半頃~5時頃である。

つまり8合目出発の場合、4時間半~5時間で頂上を目指さなければいけない。
8合五尺出発の場合は3時間半~4時間で山頂に着かなければいけないこととなる。
一件登れそうな時間なのだが、先に述べたように渋滞が尋常でない。

昨年我々は八合五尺から山頂まで4時間掛かった。
出発時刻は朝6:00だ。
本来(昔)は朝6:00に出れば8:00にはゆうゆう山頂であった。

何度も言うがここ最近の富士山登山の混みようはハンパない!

7月26日~8月23日に富士山登山を計画している方は間違いなく山頂で
御来光を狙うのであればプラス1時間以上かかる事を想定し
8合目出発の場合は23時に出発、
8合五尺出発の場合は0時には山小屋を出発しなければ頂上御来光は厳しい。

大概の週末の富士山登山者は山小屋での窮屈な中睡眠時間はゼロないし、
寝たかな?寝てないかな程度の睡眠しか取れないのが現実。

また御来光の確率は3割、良くても4割ほど。
折角睡眠なしで、渋滞の中運良く山頂に御来光前に辿り着いたとしても
御来光ならず・・・なんて事もある。

であるならどうする?!


そう俺はこうする、している。

山小屋到着はあえて遅い時間になるように登り到着は22時頃になる。
そうすると比較的のんびり夕食を取れる。食後は寝ない。まだ寝ない。
山小屋の外に出て『流れ星鑑賞会』標高3300メートルほどの中で眺める星は
登山で疲れた心を癒す。
上空に雲が入っていなければ満天の星空、最高の気分に浸る。
天の川もバッチし見える。流れ星は平均10分に一つ。
運が良ければ30分ほど地面に大の字になって眺めていると5、6回目撃することも
可能だ。
0時前後の山小屋泊まりの方が出発する時間を見計らってベットに入る。
始めの内はギュウギュウ状態のベットも次第に山頂を目指し出発していくので
1時半頃には山小屋はガラガラになり場所を移動し空いてる布団で一人で
2~3枚の布団を使って大の字に寝て疲れと取りながら就寝。

起床は4時半頃、御来光開始の10分ほど前に起きる。
山小屋で3時間広々寝れれば今後の行動も楽ちん。

ここでワンポイント!
富士山で視界良好の御来光を眺められる山小屋、
要するに山小屋の真正面から御来光を拝める
山頂以外の山小屋は・・・


『本八合目山小屋江戸屋』

『砂走口江戸屋』

『富士山ホテル』

『本八合トモエ館』


この4つだ!!!

気分的な問題だが富士山山頂の最も高い場所は言わずと知れた剣が峰!
しかし剣が峰(3776メートル)は西側にあるため東から登る御来光は
最上部の人たちしか拝めない。あの狭い剣が峰の面積では人数に限界がある。

御来光が拝める東側の山頂部分は(3720メートル)、本八合目で3350メートルなので
370メートルの標高差しかない。

充分富士山御来光を満喫できる。
天気が悪くて御来光が拝めないときはそのまま眠りを継続すればいい。

のんびり朝飯食ってから山頂を目指せば山頂までの渋滞も緩和されている。
山頂着いてからのお鉢巡りも空いているし下山の途に付いても空いている。


これが俺流の富士山の楽しみ方。