入院手記(扁桃摘出術(両側口蓋扁桃摘出術)扁桃腺手術)入院3日目【手術翌日】
入院手記
入院3日目【手術翌日】
6：00看護師による強制点灯の起床。
7：00看護師による血圧測定、検温を行なう。
7：10処置室にてネブライザーを行なう。
傷口の痛みは、何もしていなければ感じる事はない。
ただ。飲み込む行為に関しては昨日と痛みは変らない。
傷口からの出血もなくなっており、回復の速度に驚く。
飲み込まなければほぼ無痛な状況だ。
8：00朝食が運ばれてくる。
昨日の夕食のほぼ倍のスピードで完食する事はできたが、
やはり飲み込む際の痛みはある。
8：20歯磨き粉を付けずに水だけでの歯磨きを行なう。
歯磨き粉を付けることは別に問題ないそうだが傷口がしみそうで怖い。
8：25担当医の病室訪問。食べ終えた食事の様子を見て、
『いいでしょう』といって20秒ほどで戻っていった。
早く左腕の点滴を外してもらいたい。
こいつがあると機動力に欠けるし、非常に気になって仕方がない。
8:40看護師が本日から服用する薬の説明に来てくれた。
その際、点滴の器具はまだ取れないのか尋ねると、
『食事は食べれていますか』に『全部食べれています』で、
8：45に外してもらった。これで身動きしやすく、気分的にも非常に良い。
8：55に弾性ストッキングも脱いだ。
10：35処置室にてネブライザーを行なう。
服用する薬の説明を受けた直後に飲んだ薬が効き始めたのか、
喉の痛みはだいぶ緩和されている事に気付く。
10:45看護師が温タオルを病室まで届けに来てくれた。
３枚の温タオルで体を拭き、すっきりする。
単なる蒸したタオル３本だが十分身体を拭くことはできるが、
市販のデオドラントボディシートが欲しくなる。
ちょうど昨日の今頃手術中だったなと思いながら過ごしているが、
手術からたった24時間でここまで回復している事に驚かされる。
今何が一番食べたいかなと妄想する。
食べられる食べられないを無視すると
『バーガーキングのワッパー』が一番食べたい。
現実を鑑みて食べられるものの中で妄想すると『タピオカミルク』が一番欲しい。
入院に備えてあれやこれや沢山持参したが、
実際今の服装は半袖のＴシャツに、スウェットパンツのみ。
寝る時は更に薄着で、半袖Ｔシャツにパンツのみ。
これで十分、日中も、夜でさえも少し窓を開けて寝ないと
セントラルヒーティングの病院内では暑くて仕方がない。
12：00昼食が運ばれてきた。
薬が効いているので唾を飲み込んでも痛みは殆ど感じない状況で、
食事を頂く。瞬く間に完食してしまう。薬の効き目が素晴らしい。
普通に食べることが出来た嬉しさ、喜びを感じる。
食後に少し横になったらいつの間にか眠っていた。
13：35に看護師から『午後の診察に行きましたか』と言われて起される。
午後の診察のことなんか事前に全く聞いていなかったので何のことやら分からなかった。
入院中は毎日13：30から耳鼻咽喉科にて診察があるそうだ。
言われた通りに診察室に向かい、しばし待つと程なくして呼ばれた。
担当医による診察を受ける。
『傷口は昨日の今日だから痛々しいが、出血もなく、特に問題なし』
『予定通り来週の月曜日（1/25）に退院です』とのことだった。
昨日の手術のことを少し聞いてみた。
『手術の時間はちょうど1時間で、予定通りだった。』とのことだった。
5分くらいで診察室を出る。
15：20看護師による血圧測定、検温を行なう。
手術後は熱が出ると聞いていたが、36.9℃で手術後全く熱が出ていない。
口の中が気持ち悪いので、しみるの覚悟で歯磨き粉を使った歯磨きをおこなう。
全くしみることなく歯磨きが出来た。口の中もすっきりした。
16：00処置室にてネブライザーを行なう。
16：20担当医ほか２名の医師が病室訪問。
今一度退院日の確認を行なうが1/25（月）で間違いなし。
17：35かみさんと子供たち、母がお見舞いに来てくれた。
暫くデイルームで過ごす。
18：00病室に夕食が運ばれてきた。
飲んでいる抗生物質のお陰で今回も痛みなく食べることが出来る。
ただ、量が足りない。
18：30にかみさんたちにお腹が空くのでサンドウィッチ、パン、タピオカミルク、
マシュマロを買ってきてもらった。そのまま4人は帰っていった。
部屋で独りサンドウィッチとミルクプリンを頂く。
ちょっと食べ過ぎた感がある。
20：00に歯磨き、
20：40処置室にてネブライザーを行なう。
21：30看護師の強制消灯により就寝。
夜中に喉の痛みで一度目を覚ますが、抗生物質を飲んで再度就寝。
