▲土地勘ある? 富士山8合目に「のりピー」ショップ▲
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[ 芸能 ]
土地勘ある? 富士山8合目に「のりピー」ショップ
失踪直後に衣類や下着を買い込むなど、逃亡の意志を固めていたかのように見える酒井法子容疑者。覚せい剤取締法(所持)違反容疑で行方を追っている警視庁と山梨県警は、身延山で携帯電話の電波が確認されたことから山梨県内に留まっている可能性もあるとみていた。そんななか、「かつて、のりピーの関連施設が富士山にあった」「山の暮らしに慣れている」という証言が飛び出してきた。
土地勘ある? 富士山8合目に「のりピー」ショップ
失踪直後に衣類や下着を買い込むなど、逃亡の意志を固めていたかのように見える酒井法子容疑者。覚せい剤取締法(所持)違反容疑で行方を追っている警視庁と山梨県警は、身延山で携帯電話の電波が確認されたことから山梨県内に留まっている可能性もあるとみていた。そんななか、「かつて、のりピーの関連施設が富士山にあった」「山の暮らしに慣れている」という証言が飛び出してきた。
「やはり山梨に逃げたか」と語るのは、トランスと呼ばれる音楽愛好家の男性。男性によると、酒井容疑者と同法違反容疑で逮捕された夫の自称プロサーファー、高相祐一容疑者は約10年前、同県内の山奥で行われた「レイブ」と呼ばれるダンスイベントに参加、「テントを張って、中では夫婦が酩酊状態だった。白目をむいてヨダレが出ているほどだった」という。音楽というよりむしろ薬物を楽しむためのイベントだったといい、この男性は酒井容疑者の依存度を懸念している。
また、長野県の山中で行われた複数の野外音楽イベントでも目撃談が相次いでいる。「キャンプをしながらレイブを楽しむイベントで、のりピーは山のアウトドア生活に慣れているはず」と音楽ライターは指摘する。
一方、酒井容疑者と山梨には別の接点もある。ファンの40代男性は「逃走先が山梨と聞いてピンときた。ショップが富士山8合目にオープンしたインパクトは、今も頭に焼き付いている」と語る。酒井容疑者は1980年代後半、直筆のキャラクター「のりピーちゃん」がタレントグッズとして大ブレーク。その勢いに乗り88年7月、富士山の標高3300メートルを超える山小屋にグッズ店「のりピーちゃんハウス」をオープンさせたのだ。
89年5月、父の三根城(みねき)さんが事故死した。酒井容疑者は山梨県内で葬儀を執り行った後の同年8月、富士山の山頂で三根城さんへ贈る新曲「さよならを過ぎて」をファン100人を前に熱唱。山頂で父に祈りを捧げた。山には相当な思い入れがありそうだ。
91年には5合目の山荘に富士山2号店がオープン。山荘関係者は「この時、のりピーが来た写真は今も飾っている。先代が亡くなって詳しいことはわからないが、8合目の山小屋を酒井さんの親戚がやっていたため店を出したと聞いたことがある」と語る。現在、のりピーちゃんハウスは存在しないが、酒井容疑者はかつての“夢の跡”周辺を逃げ回っているのかもしれない。
溜息しか出ないよ・・・・