壬生狼一家

Yahoo!ブログから引っ越ししてきた新参者です。宜しくお願いいたします。

おしの製麺所 ~2018年1月20日(土)~

おしの製麺
~2018年1月20日(土)~

​2018年初の富士山山麓、観光に勉強にとで結構忙しいスケジュールの中、昼食はバウ爺さんに教わったお店へと向かう。

そうは言うもののバウ爺さんの教えてくれたお店と思われるものが二軒あったので違うお店に行ってしまったかもしれない。

​​そのお店は『おしの製麺所』と、​​『忍野八海名泉そば』。

迷ったが​今回は​『おしの製麺所』へと向かった。次は『忍野八海名泉そば』に向かいたい。

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『おしの製麺所』は忍野八海の近くにある。
うどん屋でも蕎麦屋でもなく、製麺所なのだ。

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つまり自家製麺所でうどんとおそばを直販してくれているお店なのだ。
従って、うどん、蕎麦の生麺を買いに行くお店なのだ。
蕎麦、うどん共に一箱530円で販売している。

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『おしの製麺所』の到着は11:39。
お店の外には試食無料と書かれた手作りの看板、車を走らせていると非常によく目立つので迷うことはなく到着。

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駐車場も非常に広く、満車になることはないと思われる。何十台も止められる規模。

バウ爺さんに教えて貰っていたシステムは・・・、
無料で試食させてもらってから帰りに蕎麦かうどんを購入すればいいので、まずは試食する。
逆に購入してから試食でもよいようだ。

先客は2組、5名。試食をしているようだ。
ちょっと入店し難い雰囲気を感じたのだが、それはシステムがよく分かっていない事への不安感が拭い去れていないから。

恐る恐る家族4人で入店すると、先客5人は普通のお蕎麦屋さんのカウンターで食事をしているように、普通に蕎麦やうどんを食べている。
でも店内には一切メニュー表がない。でも先客の皆さんはうどん、そばを目の前に食べているのだ。

いやはや、システムがよく分からずに困惑しうろたえてしまい、立ち尽くしてしまう。
取り敢えず、よく分からないまま、空きのある席は3席なのでかみさんと、子供たちを席につかせ、私は立ったまま待つことに。

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私が立って待っている間にも数組のお客さんが入ってきて、
『試食は待ちそうだから』といって、蕎麦やうどんを購入し、試食せずに帰っていく。

特に説明もないまま、3人の前に蕎麦つゆの入ったお椀が3つ置かれた。
一体何が始まるのか不安げな3人と俺。

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お店の方はお1人で、大きな鍋で何かを煮ている。
暫くすると大きな鍋から蕎麦が出てきて、水で〆てざるに盛られた。
何も言葉を発することもないまま3人の前にそれぞれ一つずつざる蕎麦が置かれた。
『これ辛いから子供は入れちゃダメだよ、大人も辛いからちょっとにしておきな』
と、吉田のうどん特有の辛味調味料、『すりだね』が置かれた。

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試食を開始する。

これはあくまで試食なのだ。

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目の前のざる蕎麦に箸を伸ばす3人。

黙々と多少不安げに箸を伸ばす3人。

他のお客さんも言葉を殆ど発することなく黙々と食べている。

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暫くして先客の2名さんが試食を終了した。
試食後にうどん、そば一箱ずつ購入し帰っていった。


席が空いたので俺も着席。直ぐに3名のお客さんも蕎麦、うどんを購入して帰っていった。
うちの家族4人だけになった。

直ぐにざる蕎麦を出してくれた。

そう、くどいようだが・・・
試食である。

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4人の前に置かれたざる蕎麦がなくなりそうになった頃、更に4人の前に茹で上げられたばかりの蕎麦が提供された。

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ここで提供されているざる蕎麦(試食用)は普通のお蕎麦屋さんなら大盛りのボリューム、子供たちも驚きの表情。

さらに、あつもりのお蕎麦が2丼で出てきたかと思うと、

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盛りうどんも続けざまに提供された。

当然試食であるし、こちらから注文した訳ではない。

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ここまで何一つ注文はしていない、どんどこお店の人が出してくる。

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椀子そばのような展開、家族4人に大盛りざる蕎麦が8枚、あつもりそば2杯、ざるうどんが1枚の計11のうどんと蕎麦が提供された。

最後にもう一度、これらは一切何の注文もせずに我々に提供された試食の品々であるをお伝えせずにはいられない。

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ここでお店の人に、
『もう無理です。もう大丈夫です』
とストップをかける。

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次男が戦線離脱に、続いて長男、最後まで食べ続けたのはのはかみさんと俺であったが、多分生まれて初めて蕎麦とうどんだけで腹の限界まで食した。
いつの間にかお店の方とも打ち解けて、いろいろ話を聞かせていただいた。

うどんとか。お蕎麦って使う水が味を大きく左右するんだと思う。
その点、『おしの製麺所』は富士の伏流水を使用しているので蕎麦もうどんも美味しくなる訳だ。
美味しくいただいたんだけど、個人的には当分はお蕎麦はいいかな、また春になったら再訪したい。

食後にうどん2つ(530円×2)と、お蕎麦2つ(530円×2)を購入させていただいた。

先ほど食べていたうどんそばは試食なので料金は支払いはなく、購入したうどんとそばの金額だけを支払う。

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あれだけ食べて、これだけうどんとお蕎麦を購入させていただいて家族4人全部で・・・

2,120円。

さらに、
『ここから歩いて直ぐ忍野八海だから車とめたまま観光してらっしゃい』
といって頂き、忍野八海に満腹の中散策に出かけさせていただいた。

自宅に帰宅し、購入したお蕎麦とうどんの箱が結構ずっしりしていたので重さを計ってみると


お蕎麦1箱 1,046g×2箱
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うどん1箱 1,053g×2箱
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4箱合計が 4,198g

購入したうどんも蕎麦もヘビー級の重さであった。
2箱は実家へのお土産に、2箱は自宅で冷凍した。

このご時勢、世の中には知らないことが多い。

うどんと、お蕎麦試食させていただいた『おしの製麺所』の嘘の様な本当のお話でした。


『おしの製麺所』​
【住所】山梨県南都留郡忍野村忍草891
【電話】0555-84-7381
【営業時間】※試食は17:00前まで 日曜営業
【席数】8席(カウンターのみ)
【駐車場】有​