伊奈神社 ～2017年12月9日（土）～

伊奈神社

～2017年12月9日（土）～

こちらは世界遺産の神社とは異なるが、伊奈半左衛門忠順（いなはんざえもんただのぶ）を奉った神社である。

新田次郎の『怒る冨士（上・下）』を読んでから、いつかは必ず『伊奈神社』を訪問すると誓っていた。

富士山の宝永の噴火で大きな被害にあった富士山麓の村々の復興担当の代官に任命されたのが当時関東郡代であった伊奈（半左衛門）忠順だった。

最終的には幕府により切腹を命ぜられる事となるのだが、多くの農民の命を救うため幕府に背いたのが伊奈半左衛門忠順だ。

冨士浅間神社（富士山東口本宮・須走口登山道）から車で数分で到着。

駐車場はとても広いが、止まっている車はうちの一台のみ。

ちょうど団体客が見学中で2～30人近くの先客があった。

到着時間は10：13、しばらく様子を見てから『伊奈神社』へと進む。

広い境内で、本殿も立派な建物だ。

奥には何度もテレビや書籍で見てきた『伊奈半左衛門忠順』の像が見受けられる。

近くに寄って見ると想像していたより錆が酷い様に思える。

それでも本物を実際に見ることが出来嬉しい。

しばらく眺めてから10：29、『伊奈神社』を後にした。

伊奈半左衛門忠順に関しては新田次郎の『怒る冨士（上・下）』を読んでもらいたい。

関東郡代の伊奈氏にちなんだ町、『伊奈町』は現在埼玉県に現存する

伊奈神社

【住所】〒410-1431 静岡県駿東郡小山町須走71