吉田俊道氏講演会 ＠栃木県鹿沼市 ～2016年11月26日（土）～
吉田俊道氏講演会 ＠栃木県鹿沼市
菌ちゃん野菜作りと菌ちゃん人間作り
～人も野菜も元気になる方法～
～2016年11月26日（土）～
吉田俊道氏の講演会が栃木県鹿沼市で開催された。
自宅からは１時間半ほどの道のりであるが、なかなか足を運べる会場での講演会はないので、少し遠いものの講演会に参加してきた。
会場は栃木県鹿沼市にあるまちなか交流プラザ２階、参加者は50名ほどだったように思う。
半分くらいは農業従事者、残りの半分は俺の様な簡単な家庭菜園を楽しんでいる人たち。中にはこれから家庭菜園を始めようと思っている方も若干含まれていた。
公演時間は２時間の予定であったが、最終的には２時間４０分程だったように思う。
内容に関しては事前に勉強していたので、復習に近い内容では合ったが、直接ご説明いただけたので理解は深くなった。
吉田俊道氏の事を知らない方も多いと思うが講演の内容は大まかに言うと２つ。
ひとつは、『強くて栄養価の高い、おいしい野菜を作ろう。』
もうひとつは、『食を通じて、強い身体を作ろう。』
といったところだ。
吉田氏のプロフィールはこちらで確認可能。
『強くて栄養価の高い、おいしい野菜を作ろう。』
の考え方は、完全無農薬でも微生物（菌）の力によって害虫に強く、栄養価も高く、しかも美味しい野菜を作れるというもので、生ゴミをリサイクルするだけで誰にでも簡単に農業、家庭菜園ができるというもの。
強い野菜を作るための土作りを学ぶ。廃棄野菜を細かくし、そこに米ぬかを振りかけ、更に土を振り掛ける。数日で微生物（菌）が発生し、良い土が出来始める。
『食を通じて、強い身体を作ろう。』
は、栄養価の高い野菜を作り食べる。発酵食品を摂取する事により、お腹の中にも良い菌を増やし、強く、健康な身体作りをして行こうというもの。
野菜の場合、最も栄養価が高い部分は皮の部分と、野菜の生長点の部分なので、そこを積極的に食べるようにし、あわせて発酵食品を摂取する事でお腹（腸内）中から強くする。食事の際は飲み物を飲みながら食事をしない。しっかり良く噛む事で唾液の分泌を高め、消化しやすくして食事を摂る様に。食後はお腹を手で回すように擦る。
特に意識して食べて欲しいものは野菜以外には、味などの発酵食品、こんぶなどの海藻類、めざし、シシャモ、ニボシなどの骨まで食べられる魚。
今回の講演でお話いただけたことは即実戦とはいかないものもあるが、日頃の生活から少しでも意識し続けられれば変化を感じることが出来るようになると思う。
【講演会】 菌ちゃん野菜作りと菌ちゃん人間作り～人も野菜も元気になる方法～
【開催日時】11月26日14:00～16:00
【開催場所】栃木県鹿沼市下横町1302 まちなか交流プラザ2F
【参加費】大人1,000円
