壬生狼一家

Yahoo!ブログから引っ越ししてきた新参者です。宜しくお願いいたします。

~20年連続富士山登山~ Vol.05

 
 
~20年連続富士山登山~ Vol.05
 
 
大休止は30分にも及んだ。体は冷えてしまつたが闘う精神力は甦ってきた。

まずは一気に太陽館まで上がることとする。とはいっても急ぐ必要がないのでゆとりの登山だ。

ただ最低限の食料しか持ってきていないので腹が減って仕方がない。
小腹には飴やチョコが効くが残念ながら3100メートルを超えた辺りから大腹が空いてきた。
今宵の夕飯伝説の『爆盛カレー』まではあと1時間もあればありつけるが、
ペースがまだ早いので1時間半から2時間かけたいところだ。
 
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見晴館に到着したのは20時を少し回ったころだった。
さて『須走口江戸屋』まであと標高で100メートル強となった。
大きな声で呼び掛ければ容易に聞き取れる距離だ。
実際に『須走口江戸屋』の前で休憩している登山者の話声が聞こえてくる。
ここまで来たらもう30分弱の距離だ。
 
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しかしまだ予定到着時間には時間がありすぎる。
またまたゆっくり休んでから『須走口江戸屋』を目指す。
 

スローペースで上がり21時過ぎに『須走口江戸屋』に到着した。

山小屋の中を外から覗き込むと夕食をとる登山者でぎっしりだった。
夏休み最後の週末を利用して富士山登山に挑戦している小団体が目立つ。
4名~8名程で男女混合団体であることが多い。

山小屋の中は慌ただしいが、取り急ぎ山小屋到着の報告だ。

ここの山小屋は20年前に2年間夏の間住み込みでアルバイトしていた山小屋だ。
何人かその頃の仲間が今でも働いているので気兼ねなく滞在できる。

入り口の建て付けの悪い引き戸をあけると早速気付いてもらい
簡単な挨拶だけ交わすと登山靴だけ袋にしまい中に上がる。
登山靴を脱いだ後の開放感は何度経験してもいいものだ。
壁際に荷物を置き、暖かいココアをいただきながら一息つかせてもらう。
一息ついた後、寝床に案内してもらって荷物を置く。
 
普段は1時間から2時間ほどくつろいでから夕飯にするが、
今日は腹が減って死にそうなのでまずは頂くとするあの爆盛カレーを!!
 
 
待つこと30秒、俺SPのカレーのお出ましだ!
 
 
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けれどものの5分でたいらげた。
 
 
 
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ご馳走様でした・・・。


相変わらず山小屋内の慌ただしさは継続中なので三脚とカメラを持ち出し夜景撮影、
星空の撮影をしに外へ出た。
やや風が吹き付けるものの例年の風と比べると無風に近い。
山小屋の裏のいつもの場所に移動してみる。
夜景に関しては下に雲が殆ど入っていないのでほぼ完璧に見渡せる。

目の前直下の山中湖は勿論、伊豆半島芦ノ湖、大島、
相模湾江ノ島、伊浦半島、東京湾、房総半島まで見渡せる。
なかなかここまで見渡せる景色は経験したことが無い。

須走口五合目の駐車場への渋滞も車のヘッドライト、
赤く光るテールランプから窺い知る事が出来る。


早速三脚をセットしフラット出しをしてから、カメラをセット。
このカメラで夜景や星空を撮影するのは初めてなので調整の仕方に一苦労。
何とか調整し、何枚か試し撮りしたが思ったような写真が取れない。
一応は一眼レフカメラの所有は3代目でそこそこ撮ってきてはいるのだが
カメラ購入後まだ一週間も経たないし、説明書もしっかり読み込んでいない。
最近のカメラはなんだか沢山ボタンが付いていて正直全く分からない。

もっとしっかり勉強してくるんだったなて思ってもどうすることも出来ない。
仕方なく片っ端に試し撮り、ボタンを押していじっては試し撮りで、
何となく写真ぽくはなったが、撮りたい写真には程遠い・・・。

これ以上いじってもどうにもならないだろうなと思い
妥協の設定でまずは下界の夜景撮影を開始。
その時撮った写真がこれだ。


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その後星空の撮影、こちらも今一であったがこれだ。
 
満天の星空ってよく言うけど富士山の星空は満天の星空の10倍すげーぞ!!



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0時前まで撮影を続けてから山小屋に戻る。
 
 
 
Vol.6へ続く・・・