壬生狼一家

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富士吉田市歴史民俗博物館が写真集

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山梨日日新聞


『 富士山の信仰の歴史たどる 富士吉田市歴史民俗博物館が写真集 』
2008年09月21日(日)


富士山信仰の仏像などをまとめた写真集


富士吉田市歴史民俗博物館は、企画展「富士の神仏」で展示している仏像などを1冊に
まとめた写真集を作った。信仰の山として、かつて富士山に安置された後、所在が分から
なくなっていた彫像を紹介。富士山信仰の歴史を振り返る論文も掲載している。

写真集には、同館が企画展に向けて全国各地で探し当てた彫像約20体や曼陀羅(まんだら)
などを掲載。明治時代以前に山頂に奉(まつ)られた後、現在東京・帝釈天題経寺に安置
されている「観音菩薩坐像」や、富士講登山全盛の江戸時代に栄えた1-5合目の山小屋
の守り本尊を写真や銘文などで紹介している。

巻末に掲載した論文は、神仏習合の山として数多くの彫像が奉られた富士山について論述。
多く安置されていた木花開耶姫命(このはなさくやひめ)などの「神道系」と、大日如来像など
に代表される「仏像系」の由来を考察している。文献などに現在所在不明となっている彫像も
一覧で紹介している。

写真集はA4判約80ページで、1500冊作製して1冊1000円で販売している。
企画展は10月19日まで。問い合わせは同館、電話0555(24)2411。

http://www.sannichi.co.jp/local/news/2008/09/21/16.html


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