壬生狼一家

Yahoo!ブログから引っ越ししてきた新参者です。宜しくお願いいたします。

歴代板インプレッションvol.2

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歴代板インプレッションvol.2

『フロンティア64勝

歴代BURTONフリースタイルボード最速じゃないかな?前年までのFUSIONの流れを汲む板で形はアルペンボードのような形状。テールの捲くり上がりが殆どなくスイッチで滑走しようとすると雪面に刺さってしまいそう。フレックスはカッチカチでトリックなんぞ出来たもんじゃない。
まぁ当然トリックに使う愚か者はいないんだけどね。

SBX用の板で当時のクロス大会ではよく見かけた。でも一般のゲレンデでは舞子で1回見ただけ。レアなボードだった。

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~64召硫鸛曄

忘れもしない初めてSBXの大会参戦時にこの板で挑んだ。

会場は奥利根スキー場。今は無き『ナイタークロス』という名のナイターで行われるSBX。当時のSBXは今のようにメジャーではなく参加者は30名~40名程の大会が殆どであった。

ゲレンデで無敵の直滑りを見せていた俺は優勝簡単に出来んだろうなと思っていた。コースインスペクションも終えると全開で突っ込んでいけるコースに自信を深めていた。ゴール前のBIGキッカーだけチェックが必要な程度。なめていたね完全に。

大会が始まる頃には20時を回っていた。当然コースは絞まり、アイスバーンと化していた。インスペクションの時とは雪質が変わり過ぎていた。

同じ組に奥利根のインストラクターも混ざっていた。黄色い声援がこのインストラクターに注がれている。それも大量に・・・。


当然燃えてきちゃう訳で意識し捲くった。
しばらくして自分達の組が回ってきた。

『ぶっちぎってやるぜ』

運良く一番インコース。すぐ横にインストラクター。
スターターから声が掛かる『アテンション!!』
この合図から約3秒後にゲートがオープンする。

『GOOOOOOOOO!!!!』

スタート最高!!一瞬でTOPを奪う!!

最初軽いキッカーを超え直角に右方面へ
フラッグを抜け左へ直角ここからはウェーブが5連。絶好調!!
ウェーブを超え左方面へ。後ろは着いて来れていない!!!

次はキッカー抜けを意識し膨らみながらキッカーへイン!!・・・のはずがエッジが利かずキッカーへのラインが調整できず。

なんとかリップへは板を修正したが抜けた後は全く明後日の方向へ・・・・

空中に投げ出された俺着地を確認。ない!! 着地が無い!!そのままコース外へ。




軽い脳震盪と、半気絶を乗り越えると・・・
お気に入りのオークリーのゴーグルはレンズが割れ、
フルフェイスのメットはヘッコミ、
一番大事な64召魯痢璽困割れ完全剥離。

飛んだSBX初出場でした。GOOD BYE 64
いまは部屋でオブジェですけどね。



実滑走日数2日間