壬生狼一家

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相馬野馬追 2019年7月27日(土)~29日(月)

相馬野馬追
2019年7月27日(土)~29日(月)

国指定重要無形民俗文化財『相馬野馬追』、子供の頃に見に行ったきりで、記憶すら殆ど残っていない。
NHKのニュースで甲冑武者が馬に乗って走っているのを見たことはあるが、はてさて何の行事なのかすら知らないで過ごしてきた。

今年は『相馬野馬追』を見に行こうかなと、一月ほど前から予定を立てて、見物に出掛けてきた。

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7月27日(土)は相馬市の中村神社での行事を見学した。

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車は元相馬女子高の校庭に停めて、そこから徒歩で相馬中村神社へと向かった。

朝方まで雨が降っていたが、何とか天気は回復し、天気は曇り。
既に沢山の人で賑わっている。

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暫くすると、甲冑武者の出陣となった。

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30分ほど見学し、出陣が完了し、中村神社を一回りし、1日目の相馬野馬追は終了となった。



翌日は、会場を南相馬市に移し、『甲冑競馬』と『神旗争奪戦』を見学しに雲雀ヶ原祭場地へと向かう予定。

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翌朝、朝から雨。
このままだと見学するのが大変だと思いながらも出発の準備を開始する。
今日は大規模な交通規制が入る相馬野馬追。

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会場近くまで車で近付けないので南相馬ジャスモールに車を停めて、無料送迎バスにて雲雀ヶ原祭場地へと向かう。
無料バスに乗るのに相当時間が掛かるのかなと思っていたが、すんなりと乗ることが出来た。
無料バスに乗り15分ほどで雲雀ヶ原祭場地近くの降車場で降り、『お行列』という行進を見学する為にヨークベニマル近くに場所を確保する。


10:10、『お行列』がやってきた。

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延々と続く『お行列』を間近で見るとかなりの迫力である。
馬上には子供からお年寄り、女性の姿も見られた。

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地元の小学生、中学生、高校生、一般の方、お年寄りが参加しているのが相馬野馬追なんだなと初めて知った。

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準備するのも大変な苦労だと思うし、この行事が1,000年以上も続いている事に驚かされる。

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最後の『お行列』が通り過ぎ、ヨークベニマルで食料の確保と、飲み物の確保をしてから、『甲冑競馬』と『神旗争奪戦』が行われる会場へと移動する。


この会場内は有料、1,000円~4,000円の席が用意されている。我々は自由席の一番安い席1,000円。
会場はすごい人、本当に満員といった様子だ。

自由席を見ても見渡しの良さそうな席は既にスペースが無い。
松の木に視界が大いに遮られてしまうところにスペースを見つけそこで観戦する事とした。

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まずは『甲冑競馬』あいにくの馬場コンディション、泥濘まくっている。
出走まで時間が掛かっていたようだが『甲冑競馬』が無事スタート。

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席が離れているので迫力は半減するが、競馬すら生で見たことがなかったので、甲冑武者が背中に旗を背負って走る姿は見応えがあった。

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『甲冑競馬』が終了し、『神旗争奪戦』がスタートした。地上から空高く打ち上げられた神旗(旗)を『甲冑武者』が奪い合う。
これも見応え有り。
打ち上げ花火のように神旗が空高く打ち上げられ、ひらひらと時間を十分に掛けて落ちて来るのだが、落下ポイントには『甲冑武者』がぎゅうぎゅうに群がり、新旗を奪い合う。

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会場内も大いに盛り上がる。

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もっとよく見えるところでと言う事で、あちこち場所を変えながら観戦していたが、何かの不都合が発生し、中断となってしまった。暫く待っていたのだが、会場内の人たちも待ち切れず帰り始める。
このままもう始まりそうに無いなと、我々も荷物を片付けて撤収となった。メインスタンドから下に降りた頃、『新旗争奪戦』再開のアナウンスが入ったが、会場を後にした。

ジャスモールへ戻る無料連絡バスは長蛇の列となっており、バスに乗るのに40分以上掛かり、ジャスモールまでの渋滞も酷く、到着まで25分を要した。

もう少し事前情報を収集して、見学のポイントを押さえて置けば良かったとは思ったが、なかなか楽しめた。