壬生狼一家

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羽田空港国際線ターミナル ~外貨両替徹底解剖~

~外貨両替徹底解剖~

海外旅行へ行く時にほとんどの方は空港にて外貨両替をして出発するだろう。
その際、何も考えずに空港内で目に付いた銀行にて外貨両替をしていないだろうか。
少しでもお得に外貨両替をしたいと考えない人には興味が無いだろうが、
空港で少しでも良いレートで、少しでも得して両替をしたいと考えている人は読んで欲しい。

まず、基本的な情報をお伝えする。
羽田空港国際線にはいったいいくつの銀行および両替所があるのかはご存知だろうか。
羽田空港国際線で外貨両替をする方法は下記の5つ。
銀行は『みずほ銀行』『三井住友銀行』『SBJ銀行』の3つしかない。
その他には外貨両替所の『トラベレックス』と、
外貨両替のATMのみではあるが『JTB外貨両替ATM』のみである。
成田空港は9つの方法が選べるが、羽田空港国際線ターミナルでは上記の5つの方法しかない。

『JTB外貨両替ATM』はUSD($)とEUR(€)しか取り扱っていないので、
厳密に言うと4つの方法になるだろう。
その4つに関してもう少し説明しよう。

みずほ銀行』から説明をする。
羽田空港国際線ターミナル内に5つも店舗を構える。
1階に1店舗、2階に1店舗、3階には3店舗(出発フロア1店舗・出国エリア2店舗)だ。
1階の店舗以外は全て24時間営業の店舗だ。
1階の店舗の営業時間は8:30-20:00である。

次に『三井住友銀行』。
空港内には3階の出発フロアに1店舗のみの営業だ。
こちらも24時間営業。

『SBJ銀行』は韓国の銀行で3階出国エリア内に1店舗の営業で、こちらも24時間営業。

『トラベレックス』は羽田空港では2店舗の営業をしているのだが、
1店舗は京急の出口から上がってきた3階に位置しているため、
空港内のフロアガイドや、空港のHPで確認してもここの店舗は明記されていない。
もう一つの店舗はフロアガイドや、羽田空港のHPにも明記されている、
3階出国エリア内にある店舗だ。但しこの店舗は24時間営業ではない。
営業時間は5:30-25:00。
トラベレックス 羽田空港国際線ターミナル駅店(京急3階)に関しては、
営業時間が6:00-23:00までとなっている。


外貨両替の銀行、両替所の概要はここまでにして、
本題の外貨両替のレートの良し悪しに関してお伝えする。

結論から申し上げると、『SBJ銀行』がもっともレートの良い銀行だ。
特に韓国の銀行だけのことはあり韓国ウォン(KRW)に関してはいつでもトップレート、
しかも圧倒的にレートが良いので、KRWに日本で両替していくのであれば間違いなく、
『SBJ銀行』をお勧めする。成田を含めてもKRWはトップレートだ。
その他の通貨に関してもほとんどの通貨で『SBJ銀行』が羽田ではトップレートとなる。
出国後でなければ当日のレート確認が出来ないのが難点だが、
更に17通貨の取扱と、羽田空港ではもっとも取り扱い通貨が少ない。
現在取扱のある通過は下記にまとめてみたので確認しておいて欲しい。
韓国ウォン(KRW)、米ドル(USD)、中国人民元(CNY)、香港ドル(HKD)、台湾ドル(TWD)、
シンガポールドル(SGD)、ユーロ(EUR)、タイバーツ(THB)、マレーシアリンギット(MYR)、
英ポンド(GBP)、オーストラリアドル(AUD)、カナダドル(CAD)、インドネシアルピア(IDR)、
スイスフラン(CHF)、フィリピンペソ(PHP)、ベトナムドン(VND)、UAEディルハム(AED)

『トラべレックス』に関しては唯一の利点は羽田空港内でもっとも多くの通過を取り扱っている事くらい。
現座の取扱通過数は33通貨。あとは、面倒な用紙記入をしなくても両替が出来る点くらいだ。
レートに関しては羽田空港でも、成田空港でも最低・最悪のレートであるので、避けることが賢明だ。
24時間営業していない事もデメリットとなるだろう。
韓国ウォン(KRW)、米ドル(USD)、中国人民元(CNY)、香港ドル(HKD)、台湾ドル(TWD)、
シンガポールドル(SGD)、ユーロ(EUR)、タイバーツ(THB)、マレーシアリンギット(MYR)、
英ポンド(GBP)、オーストラリアドル(AUD)、カナダドル(CAD)、インドネシアルピア(IDR)、
スイスフラン(CHF)、フィリピンペソ(PHP)、ベトナムドン(VND)、UAEディルハム(AED)
ブラジルレアル(BRL)、メキシコぺソ(MXN)、ノルウェークローネ(NOK)、スウェーデンクローナ(SEK)、
デンマーククローネ(DKK)、チェココルナ(CZK)、ハンガリーフォリント(HUF)、ポーランドズロチ(PLN)、
ロシアルーブル(RUB)、トルコリラ(TRY)、ニュージーランドドル(NZD)、フィジードル(FJD)、
パシフィックフラン(XPF)、エジプトポンド(EGP)、サウジアラビアリアル(SAR)、南アフリカランド(ZAR)

みずほ銀行』に関しては5つの店舗展開が最大のメリット。
特に現時点で羽田空港Hが混み合う時間帯7:00~10:00、20:00-23:00辺りは、
どこの銀行も窓口が混み合うのだが、1階の店舗、2階の店舗は
殆ど混み合う時間帯が無いので、混み合う時間帯は時短で利用できるのが大きなメリット。
外貨両替レートに関しては可もなく不可もなく、羽田ではSBJ銀行に告ぐ好レートではある。

三井住友銀行羽田空港内での立地がもっとも良いので利用者は多いのだが、
それ以外のメリットは24時間営業以外にほぼない。

『JTB外貨両替ATM』はモノレール駅の上り、下りどちらのホームにあるので、
便利ではあるが、レートは全く振るわない。本当に時間が無い時の利用に留めたほうが良い。

ATMも羽田空港内にはあるのだが、外貨両替には対応していないので注意して欲しい。

実際のレート調査結果はこちらに掲載しているので確認して欲しい。

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