壬生狼一家

Yahoo!ブログから引っ越ししてきた新参者です。宜しくお願いいたします。

▲【富士山レーダードーム館】▲

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▲【富士山レーダードーム館】▲

 

河口湖ICを出て国道138号を山中湖方面へ左折。
約10分ほどで『富士山レーダードーム館』に到着。

『道の駅 富士吉田』の敷地内にある。


大きな建物であの富士山頂上に鎮座していた富士山測候所のレーダードームが目印だ。
1階2階3階と様々な展示物が興味を駆り立てる。
一階入ってすぐのシアターでは2000年に放映されたNHKの『プロジェクト勝拌莪豌麒錞
「世界最大のレーダー建設~富士山頂9000人のドラマ~」が上映される。
放映時間は30分であるが富士山レーダー設置への歩が非常に凝縮された内容で勉強になる。

先に進むと作家『新田次郎』の特設コーナーがあり、今までに執筆した小説を閲覧することも出来る。
直筆の原稿や、愛用していたカメラ、気象庁退職の時に書かれた退職報告者?!も
現物が展示されていた。
パネルでの『新田次郎』の軌跡を確認することも出来る。

2階に上がると富士山頂の体験コーナーがあり気温-5℃、風速13メートルという富士山頂の過酷な
環境を体験する事も出来る。
富士山測候所内の機器も展示されている。
クイズコーナーもある。

3階に上がるとこちらにも測候所にあった機器が展示され、頭上にはレーダードームの内側を垣間見ることが出来る。富士山好きにはかなり堪らないのが『富士山レダードーム館』である。



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営業案内
営業時間・入館料金のご案内
(平成20年4月より営業時間と休館日の変更がございます。)

入館料金
一般 600円 (480円)
小中校生 400円 (320円)
※( )内の金額は、20名以上の団体

営業時間
 9:30~17:30 ※入館は17:00まで

休館日
 火曜日(8月は無休)
 但し、火曜日が祝日の場合はその翌日
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≪ふじよしだ観光振興サービス≫HPから引用


『富士山レーダードーム』について
35年の役割を終えた富士山レーダードームの歴史を紹介します。


昭和30年代、日本は度重なる大型台風の上陸により甚大な被害に見舞われていました。
富士の山頂に気象観測施設を設置すれば、レーダー探知半径が広がり、南方洋上から
接近してくる台風を早期に発見できるようになる。
標高3,776mの富士山頂にレーダーを設置することは、気象関係者にとって永年の悲願でした。

昭和38年(1963)6月、富士山頂への気象レーダー建設に着手したものの、工事は困難を極めました。
標高3,776mという史上例のない高地での大規模工事、そして乱気流 が渦巻く世界有数の危険空域・
富士山頂への巨大ドームの空輸・・・。
しかし、関係者の情熱と使命感は次々と起こる問題や難作業を克服し富士山レーダーを完成へと
導きました。

昭和39年(1964)9月10日、ついに念願の富士山レーダー完成。翌昭和40年(1965) 3月からは本格的
な運用を開始し、「台風監視の砦(とりで)」として日本の空を休みなく見つめ続けてきました。
台風をいち早く察知し、天気予報や災害防止にその威力を発揮した富士山レーダーは、
気象観測技術の発達とともに台風監視の役割を気象衛星や新気象レーダーに引き継ぎ,
平成11年(1999)11月、35年間の観測業務の幕を静かに閉じました。

平成12年(2000)、富士山レーダーは「歴史に残る優れた電気工学技術」として、
電気や電子技術に関する 国際的な学会 IEEEより、IEEEマイルストーンの認定、表彰を受けました。
日本では八木 アンテナに続く2例目の快挙でした。  

日本の気象観測の象徴ともいえる富士山レーダーは、気象観測の大切さを広く知ってもらうための
展示施設として、ここ富士吉田市で第二の人生を送っています。


http://www.fujiyoshida.net/forms/menugrouptop/menugrouptop.aspx?menugroup_id=139