壬生狼一家

Yahoo!ブログから引っ越ししてきた新参者です。宜しくお願いいたします。

漢の富士登山道~珍道中~ ≪第4回≫

中の茶屋で標高1100叩⊇佝点の北口本宮富士浅間神社で850辰任△襪ら250壇个辰討たこととなる。
次なる目標地点は『大石茶屋』ここは標高1300叩中の茶屋からは60分が標準所要時間のようだ。
この『吉田口遊歩道』は木々に囲まれ日差しが登山者までは殆ど届いてこない。
天気が悪いせいもあるが出発時からの薄い霧は絶える事がない。
しかし、一人新緑の中を歩みながら私の気分だけは快晴であった。ザックにカラビナで引っ掛けられたSIGGとコップが熊除けのように
背中で『カラ~ン、カラ~ン』と私の歩みに合わせてリズムを刻んでいる。

間違いなく空気は澄んでいてうまい。うっすらとたち込める霧が呼吸する度にヒヤッとしながら肺に吸い込まれ、清々しい気分になる。

相変わらずの一人旅を黙々と続けていると、後ろから人の気配が近付いてくる。霧が立ち込めているため姿は見えない。ただ鈴の音のような
音だけが間違いなく近付いてくる。うっすらと姿が見えると半そで短パンの年は40歳半ばほどであろうか。腰につけた小さな鈴が遠くから
人の気配を運んできていた。姿かたちからマラソンランナーのようであった。
そういえば来週の金曜日、7月29日に毎年恒例の『富士登山競争』が行なわれるのであった。

この『富士登山競争』は二つのコースが用意されており一つは富士吉田市役所をスタートし富士山五合目をゴールとするコース。
標高差1480m、距離は15辧 大会記録は第35回大会の1時間19分19秒(青木実雄さん)だそうだ。
もう一つは同じく富士吉田市役所をスタートし、富士山山頂をゴールとするコースである。
標高差約3000m、距離は21辧こちらの大会記録は昨年行なわれた第59回大会で記録された2時間32分40秒(宮原徹さん)の
記録である。
今年も一週間後に行なわれるこの『富士登山競争』に参加する猛者たちが調整をおこなっている。その後も別の猛者3名ほど見受けた。

暫くして、第二チェックポイントの『大石茶屋』(廃墟)が見えてきた。(画像なし・・)
今回も標準所要時間での到着となりそうだ